MENSAの思考

「見て学ぶもの」と「見ても学べないもの」

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

よく職人の世界では「見て学べ!」

という話がありますよね。

 

桐生もずっと、

「人を育てる本質は

背中を見せることであり、

教えることではない」

と考えていました。

 

ですが、今は違います。

 

それは、社員教育も含めて

色んな教育を考えてきた結果、

今は、

「背中を見て学べることと

背中を見るだけでは学べない

ことがある」

と考えています。

 

なぜかというと、

背中が遠くなりすぎると

学べないからです。

 

少し感覚的な話になりますが、

最近の大きな気付きなので、

シェアします。

 

ちょっと想像してみてください。

 

あなたの会社の先輩や

あなたよりも少し稼げている

同業であれば、その先輩や

同業を見て学ぶことはできる

かもしれません。

 

「自分よりも訪問の数が多いんだな」

「あのツールを使って提案しているのか」

「こういった部分をアピールしているのか」

 

みたいな感じです。

 

ただ、たとえば、

スティーブ・ジョブズとか

ビル・ゲイツとかは

どうでしょう?

 

彼らの背中から直接的に学ぶ

ことってできますか?

 

おそらく彼らの背中を見ても、

その背中は遠すぎて、

「エンターテイメント」

として楽しむことくらいしか

できないと思います。

 

他にもYouTubeやテレビで大金持ちの

生活や習慣を見たときはどうでしょう?

 

きっと、それをエンタメとして

見ている人が多いと思います。

 

「いやいや、自分は学びを得ている」

 

そんな人もいるかもしれませんが、

そんな人でも、その成功者が

「なぜそれをしているのか」

というところまで思考を共有する

ことは難しいと考えます。

 

だって、もし、それが簡単に

できたら、誰もが「大金持ち」

になっているはずですから。

 

ここからわかるのは、

「能力や実績が近い人の背中からは

学べるが、能力も実績も遠い人の

背中からは見て学ぶことはできない」

ということです。

 

そして、これは何も一部の成功者や

お金持ちだけの話ではありません。

 

会社の社長と部下についても同じです。

 

会社の社長は自分が自力で学んできた

経験から、部下に対しても「見て学べ」

という人が多いです。

 

ですが、社長と部下の距離でも

「すでに遠すぎる」なんてことが

結構あります。

 

実際、社長と部下では、

同じ問題にぶつかったとしても、

考えや結論が全然違ったりします

よね。

 

それは、経験も実績も思考レベルも

全然違うからそうなるわけです。

 

だから、経営者は部下に対して

「なぜ、そういう考えに至るのか、

なぜ、そういう思考をするのか」

まで教えてあげないと理解して

もらうことはできないのです。

 

それにもかかわらず、

「見て学べ」をしていると、

一部の経営者に能力が近い

優秀な社員だけが残って、

それ以外の社員は消えて

いってしまうわけです。

 

なんなら、そういう一部の

優秀な社員は勝手に学びます。

 

だから、「見て学べ」なんて

言う必要もないです。

 

そう考えると、「見て学べ」

と言っているだけの社長は

結果的に何の教育活動もして

いないということです。

 

いやぁ、、、

自分の耳が痛いです^^;

 

では、桐生を含め、

「背中で学べ主義」の人に

救いの手を。笑

 

それは、

「遠い背中からしか

学べないものもある」

ということです。

 

それがなにかというと、

「可能性」です。

 

たとえば、あなたの周りに

年商1000万円レベルの人しか

いなかったとします。

 

そのときにあなたが年商2000万を

稼ぐことができていたとしたら、

あなたは「そこが最高レベル」だと

認識するでしょう。

 

ですが、あるときに、あなたの

同業で年商1億円の人の背中を

見たとします。

 

きっと、あなたはその人の背中を

見ているだけでは、どうやって

それが実現できているかを理解する

ことはできないでしょう。

 

具体的なやり方も見えてこないと

思います。

 

ですが、少なくとも、あなたは

「この業種でも年商1億円が実現

できる」という可能性を知ること

ができます。

 

そして、この「可能性を知る」という

ことはとても重要なことです。

 

なぜなら、それによって、

あなたのマインドブロック(今回の

例でいえば「年商2000万が限界」)

は破壊されて、現状の外へ抜け出せる

きっかけになるからです。

 

桐生自身、独立当初は

「トップレベルのコンサルタントが

1人で達成できる限界は年商3000万円」

という話を聞いていました。

 

そして、自分が年商3000万円あたり

に達した頃に「自分は最高レベルだ」

と天狗になっていました。

 

そんなときに、ある同業の方が、

「コンサル中心で従業員少数なのに

年商2億円」という背中を見せて

くれました。

 

その結果、自分自身のマインド

ブロックが外れて年商1億円を

達成するまでに至ったわけです。

 

ちなみにその方の背中から、

具体的なノウハウや達成方法は

何一つ学び取っていません。

 

ですが、その可能性を学べたことが

桐生が現状の外に抜け出すきっかけ

になったのです。

 

ということで、まとめ。

 

あなたの可能性は、

実際に達成している人の背中から

学びましょう。

 

具体的な方法は、

背中ではなく書籍、研修、講座

で学びましょう。

 

ってことですね。

桐生 将人

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