※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
「一歩一歩着実に進み続ければ
いつか人生は変えられる」
そんなことを信じている人も
多いかもしれません。
ですが、残念ながら、
一歩一歩努力するだけでは
人生は変えられないかも
しれません。
こう見えて桐生は
「不器用に努力をすることを
大切にしている派」なので、
この話を知ったときは
ちょっとしたショックを
受けましたね…。
そんなわけで、今日は、
そんな努力家の人にこそ読んで
欲しい内容をお送りします。
まずは結論から。
ステップバイステップで
人生を変えられない理由とは
なにか？
それは、
「ステップバイステップは
現状の最適な結果に行き着く
ためのものだから」
です。
え？現状の最適な結果に
行き着けば人生変わるのでは？
まぁたしかにそうも言えるかも
しれません。
ですが、現状の最適解というのは、
あくまでもあなたの現状における
想定可能な変数の中での最高値で
しかないとも言えます。
つまり、それは本当に成し遂げたい
ような「人生が変わるゴール」とは
まったく別物かもしれないという
ことです。
そもそもこのタイトルに興味を持って
このブログを読んでいる時点で、
あなたは自分の現状の人生を100％満足
しているわけではないと思います。
そして、もし、満足していないの
だとしたら、今の人生やゴールには
少なからず違和感があるわけです。
それなのに現状の最適解を求めていたら
いつまでたっても本当のゴールに行き着く
ことはできません。
ステップバイステップの問題点は、
一つひとつ進むことで、現状における
快適な空間（コンフォートゾーン）を
広げていってしまうことにあります。
その結果、本来は人生を変えるような
現状の外にあるゴールに向かって
飛び出したいのに、それを難しくして
しまう可能性があるわけです。
認知科学者である苫米地英人博士は、
著書の中でこんなことを言っています。
「ステップバイステップは
コンフォートゾーンを広げるである。
それは子供の世代に必要なものだが、
大人はすでにコンフォートゾーンが
十分にできあがっている。
それなのに大人がステップバイステップ
を使ってどうするの？」と。
さて、話は戻って。
では、ステップバイステップで
人生を変えられないのなら、
どうすればいいか？
それは簡単にいうと、
ステップバイステップではなく、
一気に飛び出るしかないという
ことです。
そして、そのためには、
現状の外にあるゴールを
設定する必要があります。
とはいえ、理屈としては簡単に
思えても、現状の外にあるゴールを
設定することはなかなかできない
ものです。
それもそのはずで、現状の外にある
わけですから現状からそれを想像する
ことすら難しいわけです。
ということで、最後に、現状の外に
あるゴールを見つける方法を1つだけ
紹介したいと思います。
それは、
「利他的なゴールを考えてみる」
ということです。
その理由を苫米地英人博士は
以下のように説明しています。
////////////////
＜以下、意訳です＞
利他的なゴール設定をする理由は、
自分のコンフォートゾーンは
自分または気のおけない仲間しか
幸せに感じられないところであり、
現状の外のゴールを設定するには、
利他的なゴールを設定することになるから
―引用・参考（p176）『オーセンティック・コーチング』著：苫米地英人、出版：サイゾー (2022/4/6)
////////////////
自分のゴールを設定しろ！
と言われると、ついつい
「自分が金持ちになりたい！」
みたいなことをゴールにして
しまいがちだと思います（桐生だけか？＾＾；）。
ですが、それはまさに現状の最適解に
でしかないということです。
もし、あなたがそういった利己的な
ゴールを目指していて、なんらかの
違和感を感じているなら、、、
ぜひ一度利他的なゴールを考えて
みてください。
あなたの本当のゴールが見えてくる
かもしれませんよ＾＾
桐生 将人
―参考図書：『オーセンティック・コーチング』著：苫米地英人、出版：サイゾー (2022/4/6)
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