MENSAの思考

「まずは貯金しよう」の落とし穴

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

いきなりですが質問です!

あなたの貯金が0円だとします。

 

さて、あなたは、まず最初に

以下のうちのどの行動を取り

ますか?

 

1.欲しいものを探す

2.お金を稼ぐ

3.貯蓄を増やす

 

………

 

まぁ、普通の人の感覚なら

2か3を選ぶと思います。

 

そして、実際に、多くの人は

欲しいものを我慢してでも、

まずはお金を稼ぐことを優先したり、

節約してでも貯金したりして、

「貯金が●●円になったら

欲しい物を買おう!」

みたいなことを言っています。

 

…というよりも、そもそも

桐生自身がそういう考えの

人間でした^^;

 

ですが、最近気付いてしまった

のですよね。

 

この「まずは貯金しよう」という

考えには、大きな落とし穴がある

ってことに。

 

その落とし穴はなにかというと…

「欲しいものがわからなくなる」

ということなのです。

どういうことか?

 

それでは試しに

「貯金が0円」のときのことを

考えてみてください。

 

何も買うことはできませんよね。

 

つまり、お金のない頃は、

欲しいものはすべて夢のような

ものです。

 

だから、「欲しい物はなに?」

と聞けば、値段がいくらだろうが、

どんなレアものだろうが、

単純に欲しい物を夢として話す

ことができます。

 

たとえば、

「車買うなら何がほしい?」

「フェラーリ!」

みたいな感じです。笑

 

ですが、先に貯金をしてしまうと

話が変わります。

 

たとえば、貯金が1000万だった

としますね。

 

すると、車を買おうとすれば、

本当に欲しいものはフェラーリ

だったかもしれませんが、

それが自分の貯金では買えない

ことに気付きます。

 

そして、自分の限られた富の中で

欲しいものを探すようになります。

 

結果として、なんとなく500万円~

800万円台くらいのものを探そうと

するわけです。

 

あるいは、本当は車が欲しいのに、

「モノより旅行の方が将来的には

幸せを多く感じられるのでは?」

とか言って、急に車を買うのを

やめてしまったりします。

 

要は、貯金を先にしてしまうと、

「本当に欲しいものは何か?」

ではなく、

「限られた富の中で、

より幸せになれるお金の使い道

とは何か?」

を探し始めてしまうということです。

 

だから、大切なのは、

先にお金を貯めることではなく、

先に欲しいものを探すことです。

 

まずは、買えない前提でOKです。

 

人はとにかく何かを選ぶときに、

「自分が買える範囲のもの」

の中でしか選択肢を持ちません。

 

だから、本当に欲しいものを探すなら、

意識的に「買えない前提」で考えないと

見つかるわけがないのです。

 

さて。

 

あなたは今、自分のすでにある

お金をどうやって幸せに使うか

を考えていますか?

 

それとも、明確に定まった

欲しいものを手に入れる

ためにお金を稼いでいますか?

 

本当に欲しいものを手に入れたい

と思うなら、まずは欲しいものを

明確にすることからスタートして

みてくださいね。

 

桐生 将人

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