※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
あなたはお金持ちですか?
それとも貧乏でしょうか?
この質問をされたときに、
あなたは何を考えましたか?
おそらく、自分の金融資産が
1億円以上とか年収が平均以上
かどうかといったことを考えた
かもしれません。
ですが、これらについては、
あくまでも銀行や金融業界が
作った指標ですから、万人に
当てはまる指標とは言えません。
たとえば、ランニングが趣味の
人がいたとします。
彼にとっては走ることだけが
楽しみで、それ以外の贅沢には
まったく興味がありません。
購入するものは、ランニング
シューズくらいで、年間の出費は
3万円くらいのものです。
彼は手取の月収が20万円ですが、
生活費を差し引いても毎月5万円は
手残りがあり、自分はなんて裕福
なんだろうと思っています。
かたや、こんな人がいます。
彼は人から羨ましがられる
ことが好きで、毎日のように
SNSに投稿をしています。
投稿するのはもっぱら
ミシュラン星付きのレストラン
での食事や豪華な旅行先の宿、
さらにはブランド品です。
毎月の出費は最低でも200万円ほど
かかっていますが、常に現状に
満足できず、さらに稼いでいる人
に劣等感を感じています。
ときには無茶をしてローンでモノ
を購入したり、購入したいけれど
購入できないレア物を手に入れた
人のSNS投稿を見ては、自分は
なんて貧乏なんだろうと思って
います。
どちらもありそうな話ですよね。
この2つの話が興味深いのは、
金融資産や収入は後者の人の方が
大きいのに、金持ちだと思っている
のは前者であるということです。
このように考えると、
金持ちか貧乏かということに
金融資産や収入の大きさは
本質的には関係がないという
ことがわかります。
では、金持ちとは何か?
この答えについて、認知科学者
である苫米地英人博士は以下の
ように定義しています。
「必要なものを買うために必要な
お金について、いつも困らない人」
―引用(no458):『苫米地英人の金持ち脳~捨てることから幸せは始まる~』著:苫米地英人、出版:コグニティブリサーチラボ株式会社 (2014/4/10)
要は、金持ちになるために
必要な収入や金融資産は
人によって異なるという
ことです。
あまりお金が必要ない人に
とってみれば収入が少なくても
お金持ちだと感じることができ、
お金がたくさん必要な人にとって
みれば収入が多くても貧乏だと
感じることがあるということです。
つまり、もし、あなたが
今貧乏だと感じていて、
金持ちになりたいと思うなら
その近道は「欲望を減らす」
ということかもしれません。
ただ、得られるものが減って
金持ちという称号だけを手に
入れても、本質的には意味が
ないと思いますけどね^^;
桐生 将人
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