※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
以前にも何度か取り上げている
リセールバリュー。
何を買うにしてもついつい気に
してしまうリセールバリュー。
桐生個人も振り回されっぱなし
のリセールバリュー。笑
今回は、そのリセールバリュー
について「価値がない」という
話をしたいと思います。
あなたも桐生と同じように
リセールバリューをついつい
気にしてしまうのなら…
ぜひこの考えに触れてみて
ください。
新しい観点が見えるはずです。
ちなみにこの考えは、
先日も紹介した書籍である
「お金の減らし方」に書かれていた
森博嗣氏の考えなのですが…
「たしかに!」と思った内容
だったのでシェアします。
「そもそもリセールバリュー
ってなに?」って人はあまり
いないかもしれませんが…一応。
リセールバリューは、自分で
買ったものを再度売る場合の
価値の話です。
車なんかによく使われますが、
たとえば自分が100万円で買った
車が、100万円以上で売れたら
「リセールバリューが高い」
となるでしょうし、20万円で
しか売れなかったとしたら
「リセールバリューが低い」
と言うかもしれません。
(これはモノや感覚にも
よると思いますが^^;)
で、一般的には、
「リセールバリューは
高い方が良い」
と考えられています。
それにもかかわらず、
なぜリセールバリューには
価値がないと言えるのか?
それを紐解くにあたって、
まずベースとなる考えを
お伝えします。
///////////////////
・そもそも、お金自体に価値はない
・お金は自分にとって価値のある
ものと交換して初めて価値が生まれる
・逆にいえば、自分にとって価値のない
ものと交換しても価値は生まれない
///////////////////
…ここに異論がある方は
あまりいませんよね?
まぁ、異論がある方も一旦は
これを前提として考えてみて
ください^^;
では、早速。
リセールとは、そもそも、
自分で買ったものを他人に
売るという行為です。
売るということは、
モノがお金に戻るという
ことになります。
これがどういうことかと
いうと、お金という価値
のないものをモノという
価値のあるものに交換した
のに、再度、お金という
価値のないものに戻す行為
をしているということです。
これがまず違和感のある
行為であるということです。
(森博嗣氏は著書の中で、
「いずれそれを売ろうという
考えも、全然湧かない」と
述べています)
そしてさらに重要なのは、
リセールバリューという
ものが誰にとっての価値
なのかということです。
リセールバリューとは、
自分で買ったものを他人に
売る場合の価値ですよね。
つまり、リセールバリュー
とは自分ではなく、他人や
市場における価値であると
言えるわけです。
ということは、リセール
バリューを気にするという
ことは、自分にとって価値
のあるものを探すのではなく、
他人にとって価値を気に
していることになるという
ことです。
このように考えていくと、
あなたがリセールバリューを
気にして商品を購入することとは、
「お金を自分ではなく他人にとって
価値のあるものに交換することと
同義である」と言えるわけです。
これを端的にいえば、
「リセールバリューは
(自分にとって)価値はない」
となるということです。
この話を聞いて桐生は
ハッとしたわけですが、、、
同時に悲しくなりました。
それは、今まで自分がいつも
リセールバリューを気にして
しまっていたことです。
あぁ、、、自分は今まで
本当に自分が欲しいものに
気付けていなかったのだなぁ
と思ったわけです。
あなたもリセールバリューに
魅力を感じていませんか?
もしそうだとしたら、
今まで買ったモノは、あなたが
本当に欲しいものではないかも
しれませんよ。
せっかくお金と交換するなら、
自分にとって本当に価値のある
ものと交換したいですよね。
自分も反省です…。
桐生 将人
参考:『お金の減らし方』著:森 博嗣、出版:SBクリエイティブ (2020/4/6)
※最新の情報はメルマガで配信しています。
登録は下記からお願いいたします。
▼今すぐクリック▼