MENSAの思考

専業主婦の仕事を時給換算するのはやばい行為

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

橘玲さんの考え方の中で

僕が大好きな話があります。

 

それは、以下の話です。

 

「もし、彼女の誕生日に1万円の指輪を

あげたら喜ばれますが、1万円を現金で

あげたら喜ばれない。

なぜなら、それは彼女の愛の対価として

金銭を支払っていることになり、

それは売春と一緒だから」というものです。

 

つまり、夫婦関係や恋愛に重要なのは、

「お金で測れないもの」でなければならない

ということです。

 

世間では、よく夫が言ってはいけない

言葉として「誰のおかげで食えてるんだ!」

というものがありますよね。

 

そして、その対抗策として、

「専業主婦の仕事は年収換算すると

500万円以上になる!」とか、

「仕事ができているのは私が家事を

しているからだから平等だ!」

なんて話がありました。

 

ですが、専業主婦がこの発言をするのは

本当にやばいです。

 

なぜかというと、この発言をすると、

今までは、価格で測れなかった専業主婦と

いう立場が価格で判断できるものになって

しまうからです。

 

たとえば、今家事代行のサービスは、

時給2000円くらいで使うことができます。

 

そうすると、年収500万円を妻に払うのと、

時給2000円で家事代行を使うのと

どちらがトクかという判断ができるように

なってしまいます。

 

夫婦愛とかそういうものを

抜きにして、どっちがトクかという

判断基準で判断されることになるのです。

 

社員との関係も一緒ですが、

判断基準をお金だけにしないように

マネジメントすることって大切です。

 

「給与」だけで判断すれば、

いくらでも自社より良い会社があるはずです。

 

ただ、社員についても

・給与の金額

・やりがい

・能力の向上

・役職

・休暇の自由度

といった色んな判断基準があります。

 

この判断基準をしっかりマネジメントしないと

社員の定着率は上がらないってことですね。

 

あなたは社員の自社への判断基準に

ついてマネジメントできていますか?

 

今は、社員がなかなか取れないので、

そこまで考えて定着率をあげるのは

決して無駄ではないですよ。

 

桐生 将人

 

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

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