※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
この話は、以前にもお伝えした
かもしれませんが、
「最近何度も実感していること」
なので、取り上げたいと思います。
その話は、
「何を学ぶかより誰から学ぶか」
という言葉の話です。
この言葉はよく聞きますよね。
要は、
「学ぶ内容よりも、とにかく
一流の先生から学ぶ方が重要だ」
というような意味だと思います。
ただ、これについて、久々に
検索すると色んな意見が出て
いるようです^^;
たとえば、
「何を学ぶかより誰から学ぶか
という言葉は間違いだ!
重要なのは、何を学ぶかの方だ!」
とか
「何を学ぶかより誰から学ぶか
という言葉は間違いだ!
重要なのは、学ぶ順番だ!」
といった話です。
で、類にもれず、桐生も、
「何を学ぶかより誰から学ぶか
よりも”大切なもの”がある」
と考えています。
それは何かというと、
「自分の準備ができているか」
ということです。
これについて、わかりやすい話が
あったので紹介しますね。
桐生の好きなバンドの一つに
「凛として時雨」という3ピース
バンドがあります。
(特徴的なバンドなので、好き嫌い
はかなり分かれると思います^^;)
そのバンドのドラム担当である
ピエール中野氏は、現在、
イヤホンの開発・製造・販売を
していて、非常に高い評価を
得ています。
では、なぜ、彼はバンドだけ
ではなく、イヤホンを開発
しようと思ったのか?
その経緯は非常に
興味深いものでした。
それは以下のような話です。
///////////////////
<以下、意訳・抜粋>
音楽を創る側は、音楽を創ると
なると、レコーディングスタジオ
をどこにするか、エンジニアは誰
にするか、ギターのアンプ、ベース
のアンプ、使う楽器自体はどうするか、
弦をどうするか、ピックはどうするか、
マイク立てはマイクの種類と立てる
位置をどうするか、といったことが
無数にある。
そこまで徹底してこだわって時間を
かけて、お金もかけているのに、
聴く側がちゃんと整っていなかったら
勿体ないなとずっと感じていた。
あんなに一生懸命出した音と調整
して出した音が、ダメなオーディオ
で聴かれたら台無しになっちゃうから。
それを最低限クリアした音質のやつを
なるべく低価格で手に入るようにしたい
と思って開発した。
―引用:YouTube街禄ch『ピエール中野もがき苦しんだ20代/ヴィジュアル系縦社会の闇』
///////////////////
この話で重要なのは、
「何を学ぶかより誰から学ぶか」
という二者択一ではなく、
音楽のように、モノ(何)も
ヒト(誰)も最高の状態を揃えても、
たった1つの”別の要素”によって
すべてが台無しになることがある
ということです。
今回の場合でいえば、
最高の人が最高の楽器を使って
音楽を創ったとしても、
もし、あなたが、どうでもいい
イヤホンや古いパソコンの内蔵
スピーカーなんかで流せば
台無しになるということです。
つまり、自分が最低限の音質を
クリアしたイヤホンやスピーカー
を持っていて初めて最高の音楽を
聞けるわけです。
そして、その質が上がるほど、
受け取れる音楽の質も上がります。
こう考えると、
「何を学ぶかより誰から学ぶか」
よりも、そもそも重要なのは、
「学ぶ側の自分の準備ができて
いるのか」だということ
がわかりますよね。
冒頭でお話した、
「桐生が最近よく実感する」
ということは何かというと、
過去に読んだ同じ本でも、
今読むと学び取ることが全然
違ったり、理解できることが
増えていたりするということです。
当時、全然意味がわからず、
「この本は駄作だ」なんて
評価していたものが、
「こんなすごい内容だったなんて!」
となることもあります。
これはつまり、
「本がダメだった」
のではなく、
「桐生がダメだった」
ということです^^;
そもそも…
「何を学ぶか」と「誰から学ぶか」
という言葉は、両方とも他力本願
な感じがします。
最高の音楽を聞くために、
最低限の質をクリアした
イヤホンを用意する必要がある
ように、、、
何かを学びたいのなら、
「何」とか「誰」とかの前に、
まずは「自分」が学ぶ準備を
しなさいってことです。
「じゃあ、どういう準備を
すればいいんだ?」
という疑問が出そうですが、
それはまたの機会に!
桐生 将人
※最新の情報はメルマガで配信しています。
登録は下記からお願いいたします。
▼今すぐクリック▼