マネジメント

コップに残っている水の話

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

コップの中に水が半分あります。

 

ある人はそれを「もう半分しかない」と言い、

ある人はそれを「まだ半分もある」と言いました。

 

これは両方事実ですが、

感情としては真反対です。

 

そして、一般的には、

「まだ半分もある」と考えて、

ポジティブな感情を得ようという

格言なのでしょう。

 

僕自身、それ自体の否定はしませんが、

状況によってこれは変わりますよね。

 

特に経営者にとってみれば…。

 

たとえば、あなたが飲食店の経営者だと

しますね。

 

1回来店してくれたお客さんが、

「まだ行ってから半月しか経ってない」

と考えてしまったら困りませんか…?

 

できれば、

「もう半月も行ってない!

早くまた食べに行かなきゃ!」

と考えてくれた方が良いです。

 

ですが、マネジメントなら別です。

 

従業員の成長が遅いときに、

「もうここまでできるようになった!」

と考えて接するか、

「まだこれしかできないのか!」

と考えて接するかによって

定着率は変わるかもしれません。

 

つまり、この格言はあくまで

「事象は表裏一体」であり、

「感情は自分で選べる」という

学びはあるが、

「ポジティブな方を選べ」という

ことではないのです。

 

経営者にとってもこれは同様です。

 

一つの事象に対して、常に自社を

成長させる感情を選んでいく

必要があるということですね。

 

感情に身を任せていては、

最適解は選べません。

 

僕は結構感情的なところがあるので、

自戒の念を込めて^^;

 

桐生 将人

 

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

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