MENSAの思考

大富豪はお財布を持たない

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

久々に見ました。

 

こういったネタ。

 

某インターネットメディアに

掲載されていたFPの方の記事

だったのですが…

 

相変わらずの内容でした^^;

 

ざっくりいうとこんな内容です。

 

・シンガポールの大富豪は、

お財布なんて持たない

・クレジットカードで決済し、

現金やポイントカードも持たない

・日本人は長財布信仰があって、

こぞってブランドの長財布を持って

現金、ポイントカード、クレジット

カードに加えて御守りまで入れている

・そんな日本人は時代遅れである

 

…結論がよくわからないのですが、

 

まぁニュアンス的には、お金持ち

になりたかったら、財布を持つな

ということなのでしょう。

 

で、こういった話を聞くと、

「自分も大富豪になるために、

お財布を持つのをやめよう!」

と考える人が出てきます。

 

ですが、まず冷静になって

考えるべきは、

「双方向が成立するか」

ということです。

 

つまり、

「大富豪はお財布を持たない」

かつ

「お財布を持たないのは大富豪」

が成立するかということです。

 

うむむ…

 

これは成立しなさそうです^^;

 

ここからは桐生の仮説ですが、

そもそもこれが成立しないのは、

大富豪がお財布を持たないのは、

大富豪になる”手段”ではなく、

大富豪になった”結果”だから

ではないかと思います。

 

たとえば、大富豪は、

クレジットカードにも十分な

限度額があって、

現金しか使えないお店にも行かず、

割り勘もしないために現金を

使うタイミングがない

といったことが考えられます。

 

そして、大富豪は家計の1円単位の

消費や把握よりも、自分の資産運用

やビジネスに対して頭を使います。

 

その方が何倍も重要だからです。

 

そうなると、スーパーを何個も

ハシゴしたり、ポイントを気に

することもなくなります。

 

結果として、ポイントカードも

何ら意味をもたなくなります。

 

で、ポイントカードも持たない、

現金もいらないとなったときに、

財布が必要なのかというと…

 

ないわけです。

 

つまり、

「大富豪はお財布を持たない」

というよりも、

「大富豪にはお財布の必要がない」

が正しいのではないかと思うわけです。

 

では、この大富豪とお財布を

持たないの相関性がないことが

わかったところで、もう1つの

テーマも考えてみます。

 

それは、

「大富豪を目指す人が、

お財布を持たない方が良いか?」

ということです。

 

これについての桐生の考えは、

「その人のステージがまだ年収

1000万円レベルも稼げていない状況

なら、財布を持ったほうがいい」

となります。

 

その理由をお伝えしますね。

 

よく「お財布をなくせ」という人は、

「クレジットカードによって家計を

把握することが大切だ」と言います。

 

ですが、利用額が把握できたとしても、

クレジットカードの明細や会計簿アプリ

の数字の羅列は無機質で、痛みを感じ

にくいという問題があります。

 

実際に、痛みを感じにくい結果、

クレジットカードの方が支出が

増えるという実験結果は複数あります。

 

では、「まだ貯金があまりないけど、

これから大富豪を目指すぞ!」

という人はどうすればいいか?

 

それは、

「超現金主義であるべき」

ということです。

 

具体的には、クレカを使わず、

毎月の給与を全額給与日に下ろして、

お財布に入れてください。

 

そして、同時に給与日までに

お財布に残っていたお金は、

銀行に全額入金してください。

 

こうすることで、お財布の中に

入っているお金が月の収入の

すべてなので、毎日、自分の

支出を確認できます。

 

しかも、お金を使うときは、

そこからお金が減っていくわけ

ですから痛みを強く感じます。

 

そして、お財布が薄くなってくれば、

それを五感すべてで感じることが

できるので、自分の収支状況や

無駄遣いに実感を持つことができます。

 

明らかに家計簿アプリやクレカを

使うよりも、お金が確実に貯まる

方法だと言えます。

 

もちろん、お財布を落とすという

紛失リスクはあります。

 

ですが、そういうリスクがあるから、

泥酔するまでお酒を飲んで、無駄遣い

をしないで済むとも言えます。

 

何を隠そう、実はこの方法は、

桐生が独立した頃に使っていた

方法です。

 

その頃は、間違いなく、

人生で最も貧乏でしたが、

それと同時に、人生で最も

お金を節約できた時代でした。

 

今となっては、桐生も、大富豪

とは程遠いですが、ビジネスに

頭を使ったほうが収支状況が良く

なるので、家計のお金について

ほとんど気にしていません。

(だから、クレカを使っています)

 

ですが、当時と比べて、

支出が増えてしまっているのは

確実だと言えます^^;

 

今はキャッシュレスが進んでいる

時代ですから、大富豪でない普通

の方もお財布を持たなかったり、

現金を持たなくなっていると思います。

 

ですが、「これから大富豪になる

ために元手を本気で貯めたい」と

思うなら、逆に現金だけにする

という選択肢もオススメですよ^^

 

桐生 将人

 

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

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