こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
あなたは宇宙人が地球に飛来して、
攻撃してくるリスクに備えていますか?
、、、は?
桐生さん、頭がおかしくなった?
そんなことを言われそうですよね^^;
ただ、多くの人は、
宇宙人が地球に飛来するリスクに
備えるような行動をしてしまって
いるのですよね。
そんなわけないと思いますよね?
まぁちょっと聞いてください。
こんな話です。
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<以下、抜粋・意訳>
・もしかしたら宇宙人が飛来して、
地球人は攻撃されて、地上は
焼き払われてしまうかもしれない
・そのリスクに備えるための
シェルター建設が1億円かかるとする
・では、あなたは、その来るか
どうかわからない(けれども
来ないとは言い切れない)
リスクに備えて1億円を貯めますか?
(そしてシェルター作りますか?)
―参考:『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』著:ビル・パーキンス、出版:ダイヤモンド社 (2020/9/30)
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多くの人は、
「そんなの作るわけない!
来たら来たで死ぬしかない!
1億円は今使うよ!」
と答えると思います。
ですが、おかしいのです。
というのも、多くの人は、
これと同じような理由で
お金を節約するからです。
それが「老後の医療費」です。
多くの人が現役時代に節約して、
老後のお金を貯める理由の1つは、
「もしかしたら将来歳を取って、
大病を患うかもしれない」と思う
からです。
ですが、この大病になるかどうかは
実際になってみないとわかりません。
つまり、発生するかどうか
わからない(けれども発生しない
とは言い切れない)リスクに備えて
いるということです。
ということは、この
「将来病気になるかもしれない」
というのは、
本質的には、
「宇宙人が来るかもしれない」
というものと同じだということです。
(もちろん、病気の方が可能性は
高いとは思いますが^^;)
もし、「老後の病気」を「宇宙人」
の例と同じように考えれば、
「今、お金を使う!
病気になったら死ねばいいや!」
ということになるわけです。
ですが、実際はそんな潔い人は
数少なく、大多数の人は、
老後の医療費をせっせと貯金
しているわけです。
宇宙人の飛来に備えた
シェルターの資金を貯めるのと
同じように…。
それもいいのですが、
少し想像してみてください。
宇宙人の飛来に備えて、
1億円のシェルターを作って、
結局死ぬまでに飛来しなければ、
「だったら、1億使ってもっと
遊んでおけばよかった…」
と後悔すると思いませんか?
同じように、
老後の医療費に備えて、
2000万円を貯めておいて、
結局死ぬまで病気はすべて
保険診療で終えることができれば、
「だったら、2000万円も貯めないで
現役時代にもっと遊べばよかった…」
と後悔すると思いませんか?
もし、「後悔するかも…」と思うなら、
宇宙人の飛来や老後の病気のリスクに
過剰に備えるのを見直す方が良いです。
とはいえ、
「病気の場合は、死ねばいいって
言っても、今は”死ねない時代”
じゃないか!要介護になったらどうする!」
という話もあるでしょう。
桐生も保険業界出身ですから、
そういったリスクはよくわかっています。
今の日本の法制度では安楽死が
できない以上、要介護のリスク等
もあるでしょう。
ただ、これに関しては、
生命保険に加入すること等で
貯金をしなくてもリスクヘッジ
をすることが可能です。
こういった保険は大体掛け捨て
ですから、それを嫌う人も多い
かもしれません。
(それなら投資に回したいと
いった意見も多いかもしれません)
ですが、今回のように考えると、
掛け捨ての保険でリスクに備えるのは、
「ゼロで死ぬために必要な投資」
と再解釈できるかもしれません。
桐生自身は、宇宙人の飛来に
備えることなく、
「ゼロで死ぬ生き方」を
もっと突き詰めていきたいと
考えています^^
桐生 将人
※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
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