MENSAの思考

やりたいことの賞味期限を把握していますか?

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

先日、「節約することに

よって失うものがある」

ということをお伝えしました。

 

その中でも触れましたが、

「やりたいこと」はずっと

先延ばしにできるわけでは

ありません。

 

やりたいことを我慢して、

節約をして、投資をして、

「いつかは毎日お腹いっぱい

高級料理を食べるんだ!」

と考えていても、

お金が貯まった頃には、

もうすでに胃がついていかない

かもしれません。

 

車好きの人の中には、

「いつかはお金を貯めて

スーパーカーを買うんだ!」

という方がいますが、

70歳や80歳になって、

視力が衰えた頃に買ったとしても

楽しめることは少ないはずです。

 

つまり、

「やりたいこと」には、

食べ物と同じように、

「食べ頃」と「賞味期限」が

あるということです。

 

そして、これを把握していない

人はとても多い気がします。

 

たとえば、桐生は、

「高級な家に一度は住んでみたい」

と考えています。

 

いわゆる家賃3桁レベルの

超高級賃貸のことです。

 

正直にいって、

今の自分にとっては

相当にチャレンジングな

家賃の家です。

 

では、このチャレンジは

いつできるのか?

 

たとえば、

「今」ならできます。

 

それは、自分の年齢的にも

働き盛りで、これから会社を

伸ばしていく気があるからです。

 

収入は右肩上がりになる可能性も

十分にありますし、挑戦する気力

も持っています。

 

ですが、「30年後」はどうでしょう?

 

おそらく仕事はまだ続けていますが、

仕事に対する付き合い方は変わって

いると思います。

 

社労士法人については、

おそらく代表を次世代に

譲っているでしょう。

 

年齢的にも、収入よりやりたい

ことを優先するようになるかも

しれません。

 

そうなると、30年後においては、

「チャレンジングな家賃への挑戦」

ができなくなっている可能性が高いです。

 

挑戦できないということは、

そこからの人生は、今まで

経験した家賃の範囲でしか

住めないことになります。

 

そんなときにふと思うわけです。

 

「もっと若い頃にチャレンジ

しておけば良かったな~」と。

 

なんだか、桐生の例だと

わかりにくい内容に

なってしまいましたね^^;

 

もう1つ例を挙げましょう。

 

たとえば、旅行好きの人が

「いつかはバックパッカーで

世界一周をしよう」

と考えたとします。

 

安宿に異国の人と雑魚寝して、

リュック一つで世界を周るわけです。

 

そんなことを夢見ながら、

サラリーマンとして働いて、

定年退職したとします。

(その頃は70歳定年かもしれませんね)

 

では、70歳でバックパッカーで

世界一周ってできますかね?

 

できるかもしれませんが、

明らかに若くて体力がある

ときにやった方が楽しめると

思いませんか?

 

きっと、バックパッカー世界一周の

「食べ頃」は20代くらいまでであり、

「賞味期限」は40代くらいまでだった

と言えるかもしれません。

(もちろん人によりますけどね)

 

「後悔」というものは非常に厄介で、

それを避けたくても、「今」は見え

ないものが多いものです。

 

ほとんどの「後悔」は、

「今となっては」で気付くもの

だからです。

 

だからこそ、やりたいことの

「食べ頃」と「賞味期限」を

知っておくことが重要なのです。

 

スカイダイビングは、

結婚前の30歳までに経験しよう。

 

オーロラを見に行くのは、

気温が低くても外で観察していられる

40歳までに経験しよう。

 

高い家賃へのチャレンジは、

50歳までに経験しよう。

 

まぁこんな感じです。

 

よく「やりたいことリスト

を作ろう」という話がありますが、

それでは片手落ちです。

 

その横の欄に、

「食べ頃」と「賞味期限」を

ぜひ加えてみてください。

 

「あのときやっておけば、、、」

なんて後悔をしないために^^

 

桐生 将人

 

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

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