MENSAの思考

収入の低い人の方がやりがいを感じる理由

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

タイトルを見て、、、

 

「桐生さん間違っているよ!

やりがいを感じるのは、

収入の低い人じゃなくて、

収入の高い人でしょ〜!」

 

って思った方もいるかもしれません。

 

ですが、これで合っています。

 

実は、収入の”低い”人の方が

やりがいを感じやすいと

言われています。

 

不思議ですよね…?

 

普通に考えれば、

収入が高い方がやりがいを

感じそうなものです。

 

ですが、正解は逆なのです。

 

では、なぜ、収入の低い人が

やりがいを感じやすいのか?

 

今回は、その理由と原因から、

脳の危険な”勘違い”の回避方法

についてお伝えしたいと思います。

 

ぜひ、ご参考くださいね^^

 

たとえば、あなたが土日も

休みなく1日12時間働いていて、

月の給与が100万円だとします。

 

かたや、あなたの友達は、

同じく休みなく1日12時間働いて、

月の給与が15万円だとします。

(未払残業代がありそうですが^^;)

 

あなたは友達のことを見て

どう思いますか?

 

「それはブラックすぎるから

転職を考えたほうがいいんじゃない?」

 

こんなことを思うかもしれません。

 

ですが、友達はこんなことを

言うのです。

 

「別にお金のために働いてないよ。

この仕事にはやりがいがあるから。」

 

…どうでしょう?

 

こんな話って結構ありがちだと

思いませんか?

 

で、ここで問題なのは、

この友達(の脳)が、

「自分のがんばりと低収入に

おけるアンバランスを正当化

しようとした可能性がある」

ということです。

 

要は、友達の脳は、当初、

「こんなにがんばっているのに、

こんな低収入なのはおかしい!」

と認識していたとします。

 

ですが、脳はそれを「改善する」

という方向に働きません。

 

どうするかというと、

「このおかしい事実をなんとか

正当化しなければ!」

と考えて、

「やりがい」「成長」「責任感」

のような言葉を並べて低収入の

埋め合わせをするのです。

 

その結果、表向きは、

 

「低収入だけどやりがいがあるから」

 

と主張し、

実際のところは、

 

「低収入だから”やりがい”くらい

ないとおかしいので、

“やりがい”があることにした」

 

という脳の”勘違い”ができあがった

わけです。

 

ちなみに、収入が高い人にも、

これと同じような脳の”勘違い”が

起きています。

 

具体的には、

「高収入だから激務でも当たり前」

と認識した結果、

「仕事=お金のため」

と考えるようになってしまい、

脳の認知から”やりがい”が排除

されてしまうということです。

 

その結果、

「仕事は金だけのため」

という脳の”勘違い”が

できあがるわけです。

 

これが、収入の低い人が

やりがいを感じやすく、

収入の高い人がやりがいを

感じにくくなる理由です。

 

ここで問題なのは、

これらの認知が自分の意志ではなく、

脳の”勘違い”によって作られている

ということです。

 

では、脳の”勘違い”を回避して、

自分の意志で選択するためには

どうすれば良いのか?

 

その1つの方法は、

「目的を明確にする」

ということです。

 

そもそも、

「低収入だからやりがいがある」

ってなんかおかしな理屈ですよね?

 

ですが、脳がそんなピースを

はめてしまうのは、その人の中に

他のピースがないからです。

 

もっと明確に

「〜だからやりがいがある」

というピースがあれば、

脳はそっちをはめてくれます。

 

つまり、この罠を回避するためには、

自分と向き合って「働く目的」を

明確にすれば良いということになります。

 

高収入の場合も同じです。

 

「お金を稼ぐ目的」を明確に

していれば、

自然と「お金のため」ではなく、

「その目的を達成するため」に

働くようになります。

 

そうすると、

「働く=お金のためではない

何かの目的のため」

となりますので、やりがいが

生まれていくということです。

 

さて、、、

 

あなたは、今、働くことから、

やりがいと収入の両方を得られて

いますか?

 

もし、片方が欠けているのなら、

脳の”勘違い”の罠にハマっている

かもしれません。

 

一度立ち止まって、

「何のために働くのか?」

「何のためにお金を稼ぐのか?」

ということを考えてみてくださいね^^

(桐生も最近までずっと悩んでいました。笑)

 

桐生 将人

 

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

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