こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
人脈づくりのために異業種交流会へ
行くとか、人脈づくりのためにセミナー
に参加する…みたいな話をよく聞きます。
ですが、そういう人に限って、
人脈が全然増えなかったりします。
桐生自身も過去に何度か異業種交流会に
行ったことがありますが、人脈ができた
ことはほぼないです。
(たぶんゼロだと思います。笑)
ですが、これって当たり前のことなんです。
なぜなら、人脈を探している人に
人脈が増える可能性は低いからです。
ビジネスにおける人脈はどのように
成り立つか?
それは、ありきたりですが、
WIN-WINが成立するということです。
どちらかだけが儲かる関係は、
短期的には続くかもしれませんが、
長期的に見ればいずれ破綻します。
だから、相手も自分も一定のWINが
あることが絶対条件です。
で、「人脈探し」をする人の多くは
この”WINの順序”に問題があります。
人脈を探す人は、「自分にWINを
もたらす人」を探します。
自分に顧客を紹介してくれる人、
自分の商品を買ってくれる人、
自分のことを好きになってくれる人…
とにかく自分のWINに最適な人を
探すということですね。
ですが、そういう人が見つかったと
して、相手にWINを提供できなければ
どうなるか?
当たり前ですが、WIN-WINは成り立ちません。
そうすると、その人は人脈になりえない
わけです。
それどころか、WIN-LOSEの関係が長く
続いたことで自分の評判に傷をつけて、
人脈探しがより難しくなるかもしれません。
逆に、人脈が多く、実際に稼いでいる
経営者は大体この”WINの順序”が真逆です。
どういうことかというと、彼らは常に、
「自分がWINを提供できる人」
を探しているということです。
彼らは人と会ったときも、何かを売り込むこと
よりも「相手に対してどう役に立てるか」を考えます。
その結果、彼らの周りには、
彼らがすでにWINを提供した相手が
たくさん存在します。
その中から自分にもWINを提供して
くれた人が自然と人脈になっていく
ようなイメージです。
だから、成功している人達には、
人脈予備軍がたくさん存在していて、
自然と人脈が増えていく仕組み
の中にいるとも言えます。
このことは実際に成功している人の多くが
「利他」とか「GIVER(ギバー)」とか
そういうマインドを大切にしていること
を見ればわかると思います。
つまり、
人脈を増やせない人は、
「人脈を探している人」であり、
人脈を増やせる人は、
「人脈になろうとする人」である
ということです。
超シンプルに言えば、
「まずは自分が相手の人脈になれ」
ってことですね。
これは結構よく聞く話ですが、
最近マネジメントに悩みまくって
いるので、ふと思うところがあり
書いてみた次第です。笑
同じ考えでも、経営者目線(自分目線)と
社員目線(マネジメント目線)の
2つのパターンで見てみると
違った見え方がするものです。
今度そういった内容も取り上げますね^^
桐生 将人