こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
独立する前に神田昌典氏のセミナーを
聞いていた時のことです。
「無料で仕事をすると人間関係を壊す」
という話がありました。
その理由が明確に話されることはなかったので、
当時はよくわからなかったのですが…
独立してから3年以上が経過した時に、
残念ながらそういう経験をしたことがあります。
無料で仕事をしていたのは僕の側なのですが…
結局残念な結果になってしまいましたね^^;
(詳しくは話しませんが…)
自分自身の反省も踏まえて、
「なぜ、無料で仕事をするべきじゃないか」
についてお伝えします。
これは結構簡単な話なのですが、
「やってあげてる感」があるのと、
「相手の懐が痛まない」ということです。
なんとなくイメージは沸くとは
思いますが、もう少し詳しく言えば
以下のような感じです。
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本来はお金をもらう仕事を仕方なく
無料でやってあげるのだから、
失敗しても文句を言われる筋合いはない。
そのうえ、結局失敗しても、
こっちはお金を1円ももらって
ないんだから、相手の懐も痛まないし、
文句を言われる筋合いはない。
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つまり、表面上は一生懸命だとしても、
事実として、
「仕事に本気で取り組まず、
さらに失敗しても良い」
と考えてしまう仕組みになっている
ということです。
その結果、
「無料で仕事をする」
ということは、
「失敗しやすい仕組みの中で
仕事をすることになる」
ということです。
これを回避するためには、
・知り合いでもお金をもらい、
仕事としてちゃんと引き受ける
・着手金をもらう等、完全なる成果報酬にしない
(返金保証をつけて結果的に完全成果報酬
にするのは良い)
ということです。
ここまで読めばわかると思いますが、
助成金の完全成果報酬だけをやっている
社労士やコンサルには要注意です。
一見するとお得に見えるかもしれませんが、
彼らはあなたの会社から受けた仕事を
「失敗しても良い仕組み」の中で
行うことになりますからね。
桐生 将人