こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
先日、深く関与している会社の
社長から「これを読め!」と言われて、
一方的に送られてきた本があります。
すぐに「自分で買います!」と言って、
発注したのに、社長からも送られてきて
しまって、2冊になってしまったという
事態が起きたのですが、、、
まぁそれは置いといて。笑
その本は「無印良品は、仕組みが9割」
という本です。
これを読んで知ったのですが、
無印良品はなんとマニュアルが
2000ページくらいあるらしいです。
しかもそれは毎月更新されている
のだそうです。
で、この本の中でもっともグサっと
刺さった言葉がありました。
以下に紹介しますね。
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しかし、社員を増やす方向に、
本当の改善策はありません。
同じ質の仕事を社員の数を増やして
対応しようとするのですから、
進歩はない訳です。
従って、やはり仕事量を減らす
方向に本質があるのです。
―引用No.1587
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桐生の会社もそうですが、
中小企業は慢性的な人員不足に
陥りがちです。
さらに、成長期とかは最悪で、
仕事がパツパツになりすぎて、
社員が疲弊していきます。
それをなんとか解決するために
人を増やすのですが、
全然楽にはなりません。
まぁ当然ですよね。
1.仕事がパツパツの状態
2.人を増やして、パツパツの
疲弊状態が、多少緩和される
3.それをさらに緩和させるために
さらに人を入れる
4.人件費過多になるので、
仕事を増やすことになる
5.1に逆戻り
この繰り返しなわけです。
ということは、どこかで、
仕事の質自体を変えないと
いけないわけです。
著者の松井忠三氏は、この解決策こそが
マニュアルだと言っています。
そして、桐生と同じ苦悩がある
中小企業にトドメを刺す言葉は
以下のものです。
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<以下、意訳>
・優秀な人材をとって一気に
巻き返しを図れるという気もする
・一時的にはそういう社員はカンフル剤に
なるかもしれない
・ただ、その社員が抜けた後には何が
残るのか?
・その社員がノウハウを残さなければ、
業績が一気に悪化することになる
・結局、優秀な人材は引っ張ってくる
のではなく、組織の中で地道に育てる
しかないのだ
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桐生も過去に「幹部候補」みたいに
社員募集をしたことがあります。
ですが、それでうまくいったことは
ありません。
経営者(桐生も含め)は、
パツパツの事態になると、
すぐに「解決しなければ!」と
考えてしまうものです。
だから、安易に「経験者を高額な給与で
引っ張ろう」と考えてしまいがちです。
ですが、それは短期的な解決があっても
長期的な解決にはなりません。
むしろ、その社員に頼った組織形態に
変わってしまったタイミングで退職されて
しまったとすれば、そのダメージは甚大です。
桐生自身も今、人材や組織形態に
頭を悩ませているところなので、
今回の2つの話はグサグサっと
刺さりました。
ということで、
同じく今日の話が刺さった方には、
その1つの解決策が「マニュアル」
であるということなので、、、
次回は無印良品流のマニュアルの
作り方と桐生自身が活かそうと
思ったことについて紹介しますね^^
お楽しみに!
桐生 将人
参考図書:『無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい』著:松井忠三、出版:角川書店 (2013/7/10)
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