こんにちは。
桐生将人（きりゅうまさと）です。
僕はサラリーマンのときに、
全国の営業支社から成功事例を集めて
ニュースを出すという仕事をしていました。
そのときに、
「成功事例を真似してもうまくいかない」
という意見をもらったことがありました。
で、色々調べていると、多くの人は、
「成功事例をそのまま真似している」
ということに気付きました。
たとえば、
「社長は話下手だったので、
奥さまの話し相手になっていたら、
奥さまからのプッシュもあって
大きな契約をもらえました」
という話があったとします。
これをそのまま真似して、
「自分も契約が欲しいクライアントの
社長の奥さまの話し相手になったが
うまくいかなった」
と言うわけです。
でも、これって当たり前じゃないですか？
なぜなら、
・最初の成功事例のポイントは、
社長との関係性を構築したことであり、
・そのために社長とすでに信頼関係に
ある人間にアプローチして関係を構築して、
・その人間から社長へのプッシュを
してもらった
ということが重要なのであって、
奥さまじゃなきゃいけないとか
話し相手になることがポイントだとか
そんなわけはないのです。
こんな当たり前のことをわからずに、
多くの人は成功者の話を鵜呑みにして、
成功者が成功した本当の理由（本質）を
真似しようとしません。
それではうまくいかないのも
当たり前ですよね。
桐生 将人
