MENSAの思考

幸せであり続けるために必要な不幸

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

いきなりですが、

あなたに質問です!

 

「あなたの年収を1万円増やしてあげます」

と言われたらどう感じますか?

 

「まぁ、嬉しいけど…別に」という人もいれば、

「めちゃくちゃ嬉しい!」という人もいると思います。

 

この違いを生む一つの要素はその人の収入です。

 

たとえば、

年収が1万円の人にこれを言ったら

めちゃくちゃ喜ぶでしょう。

 

ですが、

年収が1億円の人にこれを言っても

「別に…」という感じかもしれませんね。

 

アメリカのある調査で、

年収約7万5千ドル(日本で言えば、

年収800万円程度)から一気に

「年収が増える喜び」を感じなくなる

ということがわかっています。

 

要は、幸せ状態に慣れてしまって、

幸福度が上がらなくなってしまうのです。

 

この話はよく聞く話かもしれませんが、

実は続きがあります。

 

それは、「不幸にも同じことが言える」

ということなのです。

 

たとえば、離婚に関しても、

しばらくは「自分はなんて不幸なんだ」

と沈むかもしれません。

 

ですが、人間は、

いずれその不幸に慣れてニュートラルな

状態に戻るようにできています。

 

多くの人は不幸になることを恐れて、

失敗を避けるために、

色んな挑戦から逃げてしまいます。

 

ですが、そうやって守ったはずの

幸せはすでに最大値に達していて

それ以上増えないものかもしれません。

 

より大きな幸せを掴みたいなら、

不幸になるかもしれないけれど、

失敗を恐れず色んなことに挑戦して、

新たな幸せを掴むことです。

 

失敗して何らかの不幸を経験した

としても、いずれニュートラルに

戻れることができるのです。

 

桐生は、順風満帆に見えるかも

しれませんが、

高校時代に勉強で挫折を味わい、

独立してから預金数万までの

ギリギリも味わい、

会社が軌道に乗ったと思ったら

離婚することになり、

さらに同時に社員も全員辞める

という(人から見れば)

色んな不幸を味わいました。

 

ですが、そんな不幸も逓減しますし、

それらがあったから今感じている

新たな幸福があります。

 

不幸を恐れていませんか?

 

幸せのために必要なものだと思えば、

不幸も怖くないですよ^^

 

桐生 将人