MENSAの思考

経営者がお金を貸すときのリスクヘッジ

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

経営者なら1度は経験したこと

があるかもしれません。

 

それは、人からの

「お金を貸してほしい」または

「投資して欲しい」という

ようなお願いをされることです。

 

桐生自身も何度かそういうことを

言われて、実際に投資(貸した)

ことがあります。

 

ただ、こういう個人間の

貸し借りは、残念ながら

「返ってこない」という

話を多く聞きます^^;

 

桐生はなんとか返ってこない

経験は回避できましたが、

知り合いの経営者で

「返ってこなかった話」を

何度も聞いたことがあります。

 

しかも、お金を貸して返ってこない

ということを経験する人の共通点は、

「いい人」ってことが多いのが

つらいところです…。

 

そして、もし、あなたもこれから

投資(貸す)する可能性があるなら、

ぜひ知っておいて欲しいことがあります。

 

それは、返ってこなかったときの

ダメージを少しでも軽減する方法です。

 

それは、精神的というより、

経済的な防御策ですが、

経済的なダメージが少なければ

結果的に精神的ダメージも

軽減できるので、ぜひ、

試してみてください。

 

その方法とは、

「個人ではなく会社から

お金を投資する(貸す)」

ということです。

 

その理由をお話ししますね。

 

お金が返ってこなかった場合、

貸した側は「損」をしている

わけです。

 

ですが、この「損」の扱いが

個人と法人では違います。

 

具体的には、

個人でお金を貸していると、

そこに事業性はありません。

 

よって、その損失を何らかの

収入や事業所得等と相殺する

ってことが難しいです。

 

ですが、

法人でお金を貸して返って

こなければ、損金として

計上できる場合があります。

 

たとえば、200万円のお金を

貸したのに、返ってこなかった

とします。

 

その年は会社の利益が200万円

出ていて、本来50万円の法人税

(25%換算)がとられる

予定だったとしましょう。

 

返ってこなかったお金を

損金にすれば、この50万円の

税金がかからなくて済みます。

 

よって、お金が返ってこなかった

ダメージは、150万円で済みます。

 

まぁ、これでも痛いは痛いですが、

少しでもダメージを軽減するのなら、

「お金を貸すときは法人で」という

ことを覚えておいてください。

 

そんな桐生はお金を貸した当時は

こんなことも知らなかったので

個人で投資してしまったとさ…^^;

 

知らないっていうだけで

お金を損するってのは

このことですね。

 

ただ、現在は、そもそも

「お金を貸す」ことは、

人との関係を壊してしまう

リスクがあることを

知っているので、

二度とお金は貸さないと

決めていますが^^;

 

桐生 将人