MENSAの思考

あなたは「ニセの願望」に騙されている

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

いきなりですが、

「自問自答」していますか?

 

成功している経営者は

「問題は自分で解決するもの」

と考えている人が多いです。

 

その結果、悩みがあっても

誰に相談するでもなく、

「自問自答」を繰り返している

人が多いです。

 

ただ、この「自問自答」は

「あること」に意識をしないと

あなたを間違った方向に

導いてしまうので注意してください。

 

以前に、桐生自身が、

プライベートと仕事の両方で

大きな悩みを抱えていた

ときの話です。

 

いつものように「自問自答」

を繰り返していたのですが、

なかなか解決策に辿り着く

ことができませんでした。

 

そんなときに、ある人から

こんなことを教えてもらいました。

 

それは、多くの人は「自問」に

対して「ニセの願望」で「自答」

しているということです。

 

よくわからないと思うので、

例を挙げてみますね。

 

たとえば、

日曜日の夜になって、

「あぁ、明日会社に行きたく

ないなぁ」と思ったとします。

 

それに対して自問します。

 

「なぜ会社に行きたく

ないんだろう?」と。

 

これに対して、

「嫌な上司とかお客さんと

会いたくないから」

と自答したとしましょう。

 

この流れからいくと、

この人の願望は、

「嫌な上司とかお客さん

から逃げたい」ということ

になります。

 

しかし、これは、彼の本当の

望みではありません。

 

なぜなら、

「嫌な上司とかお客さんと

会いたくない」と考えるのは、

「もっと良い人間関係の場所

で働きたい」ということから

起因しているからです。

 

つまり、彼は、

「もっと良い人間関係を

求めている」だけなのに、

「今の上司やお客から

逃げることを求めている」

という「ニセの願望」に

惑わされています。

 

そして、この例と同じように、

多くの人は「自問自答」を

しているときに、

パッと出てくる「ニセの願望」

に惑わされています。

 

その結果、「ニセの願望」を

満たすために間違った方向へ

と自分を導いてしまうわけです。

 

そうならないためには、

常に「意識する」ことが

大切です。

 

多くの場合、本当の願望は

最初に出てきた「ニセの願望」

の先にあります。

 

だから常に、

「最初の願望の先にある願望」

に目を向けるように意識すれば

良いのです。

 

あなたは「ニセの願望」に

騙されていませんか?

 

意識して、本当の願望と

向き合ってくださいね^^

 

桐生 将人

 

参考図書:『人生の悩みが消える自問力―――「5つの質問」と「自問自答」ですべてが好転する 著:堀江 信宏、出版:ダイヤモンド社 (2017/1/27)』

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