人事労務

ボーナスを「お金」で払うとダメな理由

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

給与計算をしていると

わかることですが、

中小企業におけるボーナスは、

大多数が10万円未満です。

 

あるいは、ボーナスが高いところでも、

年1回は多めでもう1回は10万円未満

だったりします。

 

で、たまに経営者から聞かれるのは

「こんな数万円のボーナスなんて

意味があるのかなぁ?」

ということです。

 

早速この質問の答えですが…

 

もし、あなたが今、

「お金」で少額のボーナスを

支払っているのなら、

「お金」ではなく「モノ」に

することをオススメします。

 

ひとつの話を紹介しますね。

(以下は、ある著名なコンサルタント

の言葉をわかりやすく記載し直した

ものです)

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賞与として、現金100ドルか

ギフトカード100ドル分を

選択してもらったところ、

ギフトカードを選んだ人が

現金の3倍だった。

 

なぜか?

 

それは、現金を渡されると、

それで生活費の支払いや

貯金に充てなければ

ならない気がするが、

ギフトカードは、

自分の好きなものを

買っていい気がするからだ。

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つまり、

賞与が少額であればあるほど、

自分へのご褒美というより、

生活費の足しにしてしまい

がちだということです。

 

そもそも、なぜ、

経営者は賞与を支払うのか?

 

その理由の一つは、

「社員にモチベーション

をあげてもらいたい」

からです。

 

ということは、

生活費の足しにされるより、

パーッと使ってストレス発散

して、「またがんばろう」と

思ってもらった方がいいですよね?

(生活費の足しになっても、

「あー楽しかった!またがんばろう!」

とは思わないですよね。)

 

社員の欲しいモノや趣味が

わかるなら、ショーチケット

とか欲しがっていたモノを

あげてもいいでしょう。

 

もし、わからないなら、

食事券、ギフトカードとか

そういうものをあげると

良いかもしれません。

 

理由もなく、効果のない

少額のボーナスを「お金」

で払っていませんか?

 

少額ボーナスなら

「モノ」であげるということも

試してみてください^^

 

桐生 将人