MENSAの思考

あなたは「自分のIQ」の数値を知っていますか?

こんにちは。

桐生です。

以前のブログでもお伝えしましたが、

「自分のIQを知る意味があるか?」

と聞かれれば、

「ある」と即答しますね。

その理由は、

「仕事や人生において、

 自分の強みをどう活かすべきか」

がわかるからです。

そもそもIQというのは知能指数のことで、

別に「頭が良いか悪いか」ということを

直接的に表したものではありません。

では、IQの違いで何が変わるかというと、

その1つは「物事のとらえ方」です。

IQが高い人間は物事をより抽象的に

とらえることができる傾向があります。

よく、

「IQが高い人間は、コミュニケーションが

 苦手で仕事では成功しない」

とか

「友達ができない」

という話を聞くかもしれません。

その理由の1つは間違いなく「これ」です。

つまり、

IQが高い人間の話は抽象度が高く、

平均的なIQの人からすると

「何を言っているかわからない」

となってしまう傾向がある

ということです。

ただ、節税や社会保険料適正化

のような複数の法律とお金が関係して、

さらに、一歩間違えば大変な損失が

発生するような分野においては、

この抽象度を高めた思考は

とても有利になります。

たとえばIQが低い人は、

自分は「税理士だから節税」と考えて、

より狭く、より具体的な部分でしか

物事をとらえることができません。

その結果、

「税金は減ったけど

 別のコストが増えている」

なんてことが起きるのです。

逆に、IQが高い人は、

節税の相談がだったとしても、

「会社のお金を生み出す」と

とらえ直して、

会社全体の利益を最大化し、

リスクを最小化するような

スキーム構築を提案できます。

これができるのは、

抽象的かつ俯瞰的に全体を眺めて、

複数の法律や条件を同時思考

することが得意だからです。

(もちろん、全員が得意とは

 言えませんが、少なくとも

 桐生はそれが得意です)

つまり、こういった

「法律を縦断したスキーム構築」

はIQが高い人の方が有利だという

ことになります。

もちろん、IQが高い人の方が

不利なこともあります。

それは、抽象的な思考をする結果、

多くの人にとっては

「話の意味がよくわからない」

という結果になってしまう

ということです。

せっかく素晴らしいスキームを

提案したのに、クライアントに

理解してもらえなくて導入に

至らないということはよくある話です。

ということで、

高いIQを持っている人が

自分の強みを活かしたいなら…

・意識的に抽象度の高い思考をする

 ことでスキーム構築の質を高める

・人に伝えるときは、意図的に具体性を

 高めてわかりやすく伝える

ということを心掛けた方が良いです。

ただ、そもそも自分のIQを知らないの

であれば、こういった対策すらできません。

だから、IQが高い低いに一喜一憂する

よりも、「知る」ことが大切なのです。

あなたは、

「自分の才能・遺伝・能力」に

向き合っていますか?

良い悪いはありません。

それぞれの強みを活かしましょう^^

桐生 将人