※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
家の近くにクライアントとの
会食でもよく使うステーキ屋
があります。
スタッフの方も非常に仲良く
してくださるので、お気に入り
のお店の1つでした。
久しぶりに伺おうと思った
のですが、緊急事態宣言で
時短営業をしているかもしれ
ないと思って先にお店の
ホームページを検索しました。
(この行動も慣れたものです^^;)
すると、テイクアウトを
行っていることがわかりました。
普段お店で出している
すべてのメニューが
テイクアウトできる
とのことでした。
「これはいい」と思って、
早速テイクアウトを試した
のですが…
これが大失敗でした。
料理は全体的に冷めて
しまっていたうえに、
メインのステーキは
いつもより固くなって
いました。
いつも美味しいお店だった
ので大変期待していたのですが、
久々に食べて、逆にガッカリする
という残念な展開になりました。
で、、、
ここで気付いたのは、
「テイクアウト用ではない
通常メニューをそのまま
テイクアウトで出すのは
逆効果になりかねない」
ということです。
テイクアウト用ではない
メニューは、もともと
出来立てで出すことを想定
して作られたものです。
それをそのままテイクアウト
にすれば、明らかに店舗よりも
味が劣化してしまいます。
それなのに、同じ金額がかかる
となれば、普段から通っている
顧客にとっての不満に繋がること
が簡単に想像がつきます。
お店側も「普段の食事を自宅で
食べられるように…」という
気持ちで出していると思いますが、
少なくとも桐生にとっては、
それが逆効果になってしまった
わけです。
ではどうすればいいか?
それは、
「テイクアウトはテイクアウト
用のメニューを別途作るべし」
ということです。
いつも通っているお店の
テイクアウト用のメニュー
というのはそれだけでも
楽しいですし、価値があります。
そして、テイクアウト特化で
作れば当然冷めても美味しい
メニューを作る工夫もできる
でしょう。
さらに、何よりも重要なのは、
普段のお店の料理と比較されない
ということです。
テイクアウトはテイクアウトのもの。
お店の食事とは別物である。
そう認識してもらうことが
重要なのです。
これはどんなビジネスにも
言えることですが、
「何と比較されないように
するか」をコントロールする
ことは非常に重要です。
トヨタ自動車は高級ラインを
発表する際に、自社が大衆車の
イメージを持っていることを
知っていたので、あえて、
自社の「トヨタ」の車と
同列で比較されないように、
「レクサス」という名前で
ブランド構築をしました。
テイクアウトにおいても、
「普段の料理とあえて比較
させない工夫をする」ことが
重要だったということです。
桐生も一般的な社労士と
比較されない工夫を独立
当初から常に考えてきました。
だからこそ、今回の件は、
非常に気にかかってしまった
次第です^^;
あなたも自分の比較対象を
しっかりと把握し、コント
ロールしていますか?
今一度考えてみてくださいね^^
桐生 将人
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