こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
「持ち家か賃貸か」という話は
桐生も大好きな話題で、この
ブログでも何度か取り上げています。
もちろん、それぞれの事情に
よって何が最適かは異なるので、
万人に最適なものはありません。
ですが、都心に住みながら「節税」
という観点から考えると、「賃貸」
を選択して社宅制度を活用する方が
お得かもしれません。
実際に、都心の多くの経営者は
節税の観点からも「賃貸」を
選択しています。
ですが、この「賃貸」という選択を
バッサリ切り捨てる方がいます。
そう、あの秒速1億円の男、
与沢翼さんです。
与沢さんは情報起業家だった当初、
六本木や麻布に賃貸マンションを
月800万円分くらい借りていたらしいです^^;
で、そんな与沢さんは今、
「賃貸はしていない」
とのことでした。
それは、彼の行き着いた結論が
「買え」ということだからです。
これは「節税」というよりも、
もっと根源的なお金の話です。
つまり、「賃貸」という取引には、
・賃料を払う人
・賃料をもらう人
の二者が存在しています。
このうち、本当のお金持ちは
どちらかというと、
「賃料をもらう人」
であるということです。
だから、本当のお金持ちに
なりたかったら「賃料を払っては
ならない=買え」ということです。
与沢翼さんはこのことを、
「富の源泉に近いポジションをとる」
と表現しています。
(表現が長いので以後、
「富の源泉」と表現します)
少し話が脱線しますが、、、
与沢翼さんは
「賃貸するな!買え!」
と言っているわけですが、
これを聞いて
「ローンを組んで持ち家だ!」
と思ってはいけません。
彼が言っているのは、
「現金一括で買え」
ということです。
彼は「賃貸」以上にローンを
組んで買うことに否定的です。
というのも、
30年以上の長期負債を抱えて、
場所を縛られるのはリスクが高いうえに、
賃料を払う側と同様に、銀行に金利を
「払う側」になっている時点で「富の源泉」
ではないからです。
話は戻って、、、
他にもこんな事例がありました。
今流行(?)の仕事として、
「エンジニア」があります。
ある人が「エンジニア」として
稼いでいこうと思ったとします。
彼は、「エンジニア」になるために、
養成スクールに通うことにしました。
その後、彼は、晴れて「エンジニア」
として独立して、自分で開発した
プログラムソフトを売ることにしました。
それを販売するために、彼は、
サーバーとドメインをレンタルして、
ホームページを作成しました。
彼はそのソフトを通して、
1年で200万円の利益を得ました。
ということで、彼は、エンジニア
として稼ぐことができたわけです。
ただ、目を逸らしてはならないのは、
彼が稼ぐ前にお金を得ている人たちが
存在しているという事実です。
たとえば、桐生は社労士として
仕事をして、お金を稼いでいます。
ですが、そのお金を稼ぐ前に、
社労士試験の受験費用を払い、
合格した後は、社労士会に
入会金と年会費を払っています。
つまり、桐生がお金を稼ぐ前に
先にお金を得ている人がいるわけです。
このように先にお金を得ている人の
ポジションが「富の源泉」だという
ことです。
そして、与沢翼さんが言っているのは、
本当のお金持ちは常にこの「富の源泉」
のポジションでお金を稼いでいる
ということです。
では、「富の源泉」とは
どれくらいお金を稼ぐのか?
一例をあげてみますね。
社労士の年商はおそらく平均400万円
くらいだと思います。
一生懸命勉強して資格を取ったのに
サラリーマンの平均年収に毛が生えた
くらいの感じなわけです。
そして、業界トップ1%以内に入って
ようやく年商1億円を超えるくらいです。
では、社労士の「富の源泉」は
どうでしょう?
たとえば試験の売上。
2020年の受験者数は49,200人です。
受検料は9,000円ですから、
その売上は4.4億円です。
ここから、さらに3,000人が合格します。
そこから1,000人が開業登録したとしたら、
年会費の売上増加は約1億円です。
そして何よりも安定収入である
既存会員の「年会費」です。
全国に開業社労士は2.5万人くらいいますから、
ざっと年会費を10万円だと考えれば、
その年会費の売上は、25億円です。
…年間25億円ですよ!笑
前にも話していますが、
社労士業界でトップ1%以内ですら
年商1億円〜2億円です。
「富の源泉」がどれだけ
稼いでいるかがわかりますよね^^;
ということで、
資格ビジネスの上流は、
「その資格を作った組織」
ということが言えますね。
さて、あなたは今「富の源泉」で
ビジネスができていますか?
あるいは、「富の源泉」が
どこにあるかをちゃんと把握が
できていますか?
もし、めちゃくちゃに稼ぎたいなら、
「富の源泉」のポジションを取りに
行くことを考えてみてくださいね。
桐生 将人
参考図書『お金の真理』著:与沢翼、出版:宝島社 (2020/4/23)
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