MENSAの思考

「資産レベル4」の人向けのお話

こんにちは。

桐生です。

 

「資産が増えれば、もっと自由になれる」

そう思っていませんか?

 

ですが実際には、

ある資産レベルまで到達すると、

逆にその資産に行動を縛られる人が

出てきます。

 

その資産レベルがいくつかというと、

「資産レベル4」です。

 

具体的には、

「資産100万ドル以上1000万ドル未満

(約1.5億円以上15億円未満)」

のことです。

 

実際、桐生の周りの経営者には、

この「資産レベル4」の人が一番多い

気がしています。

 

(資産レベル5になると、

資産1000万ドル以上(約15億円以上)

なので、桐生の周りにおいても

さすがに少数派な気がします^^;)

 

ということで、今回は、

『THE WEALTH LADDER 富の階段 ── 資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略』

という書籍からの学びをもとに、

資産レベル4の人がもっと豊かになるための

「心理的な壁」と「解決法」について

桐生の視点からお伝えします。

 

ちなみに、今回の話は

資産レベル3(約1500万円以上1.5億未満)

の人についても無関係ではありません。

 

というのも、

資産レベル3の人の多くは、

しっかりと時間をかければ、

いずれ資産レベル4に行き着く

と言われているからです。

 

なので、資産レベル3の方であれば、

「資産レベル4に行く前に

やっておくべきことを学ぶ」

という視点で読んでみてください。

 

しっかりと予習をしておけば、

資産レベル4に行ったときに他の人と

大きな差が生まれるはずです。

 

それでは、早速。

 

資産レベル4になると、

いくつかの心理的な壁が

発生します。

 

その中でも代表的なものが、

・劇的な変化に対する抵抗

・貯蓄のモチベーションの低下

の2つです。

 

これらがなぜ起きるかというと、

「すでにある資産からの影響」

にコントロールされてしまうからです。

 

たとえば、あなたが今フルタイムで

仕事をしていて、年収2000万円を

稼いでいたとします。

 

年収2000万円といったら、

全給与所得者の1%以内と言われて

いますから、本当にすごいことです。

 

では、そんな状況で、

「年収1億円になるために、

その仕事を捨て去って

無一文からリスタートしてください」

と言われたらどうでしょう?

 

おそらく、多くの方は

足踏みしてしまうのでは

ないかと思います。

 

(少なくとも桐生はチャレンジできないです^^;)

 

つまり、レベル4の資産まで到達すると、

多くの人は自分の収入や資産に劇的な変化を

与えることを避けてしまう傾向があるという

ことです。

 

これは単純に

「安定的な投資をするようになる」

という話ではありません。

 

たとえば、

・本当は飲食店をやりたいけれど、

今の仕事をやめたら資産に影響する

・本当は大学院で心理学を勉強したいけど、

今の仕事をやめたら収入に影響する

といったことを考えるようになってしまい、

「本当にやりたいことができなくなる」

ということです。

 

もう1つの壁が「貯蓄」に対する

モチベーションの低下です。

 

資産レベル4になっても、

収入が劇的に上がるわけでは

ありません。

 

年収数百万円の人がコツコツと

貯蓄や投資をしてレベル4に

行き着くことも十分にあります。

 

収入の上昇と資産の上昇は

常に一致するわけではない

ということです。

 

ここで問題になるのが、

コツコツ貯蓄してきた人ほど

資産レベル4に到達すると

「貯蓄のモチベーションが下がる」

可能性があるということです。

 

その理由は、

資産に対する貯蓄の割合が

逓減していくからです。

 

たとえば、

年収1000万円の人が毎年500万円

貯蓄していたとします。

 

10年後には、5000万円の資産があり、

500万円の貯蓄は資産を10%増やすことに

なります。

 

では、30年後はどうか?

 

1.5億円の資産が構築できて、

めでたく資産レベル4の仲間入りです。

 

ですが、その次の年の500万円の貯蓄は、

資産を3%しか増やさないことがわかります。

 

資産が小さいうちは、

500万円の貯蓄は大きな意味を持ちます。

 

ですが、資産が1.5億円まで増えると、

同じ500万円でも資産全体に与える影響は

かなり小さくなります。

 

すると人は、

「こんなに頑張っても、たったこれだけか」

と感じやすくなるのです。

 

結果として、資産レベル4になると、

貯蓄のモチベーションが低下して、

ハイリスクな投資に手を出してしまったり、

無駄な支出を増やしてしまい、

せっかく積み上げてきた資産を

毀損させてしまうことになるわけです。

 

『人一倍の富はあるけれど、

有り余るほどの富はない…』

 

資産レベル4の人は、

お金に最も振り回されやすい

ステージにいるのかもしれません。

 

では、どうすれば

この「資産からのコントロール」から

脱却して、人生を豊かにしていくことが

できるのか?

 

その方法の1つは、

「お金は塩だと考える」

ということです。

 

書籍の中で著者はこんなことを

言っています。

 

『塩はスパイスではない

スパイスは食べ物に新たな風味を加えるが、

塩は食べ物の本来の風味を引き出す引き立て役である。

お金もそれ自体をいかに増やすかではなく、

人生を豊かにするために必要なものである。』

 

―引用・意訳(pp.316-317):『THE WEALTH LADDER 富の階段 ── 資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略』著:ニック・マジューリ、出版:ダイヤモンド社 (2025/11/12)

 

つまり、重要なのは、

「やりたいこと(食べ物)が先で、

引き立てるのがお金(塩)」

だということです。

 

よく貯蓄をするときに、

「ここまで貯まったらこれをする」

といったことを聞きますが、

 

これは、

「お金が先、やりたいことは後」

と考えている典型だと言えます。

 

ですが、資産レベル4まで達したのなら、

「やりたいことが先、お金は後」

と逆の発想をしてみることが重要です。

 

それによって、

「とにかく資産を増やす」、

「無駄遣いをする」

のではなく、

「やりたいことのためにお金を使って

人生を豊かにする」

ということができるようになるからです。

 

『桐生さん、そんなやりたい放題に

やってしまったら資産レベル3に

落ちてしまいそうで怖いです…』

 

そうですよね。

 

ですが、この対策は簡単です。

 

これはいつも桐生が話すことですが、

資産構築における最大のマインドセットは、

「入ってくる収入以上に支出しない」

ということです。

 

これさえ守っていれば、

資産が減ることはありません。

 

桐生の場合はこれを月単位で考えていますが、

収入の入り方が不規則な人であれば、

年単位で考えても良いと思います。

(ただ、できれば細かい単位の方が良いです)

 

著者は書籍の終盤でこんな話をしています。

 

『人は裕福になってようやく

人生最大の喜びに多くのお金が

かからないことに気付く。

その結果、当初求めていた「大金」は

必要なくなる。

だけど、それは裕福になるまでわからない。』

 

―引用・意訳(pp.368-369):『THE WEALTH LADDER 富の階段 ── 資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略』著:ニック・マジューリ、出版:ダイヤモンド社 (2025/11/12)

 

僕らも無意識でいれば、

先人の過ちと同じことを

繰り返してしまうかもしれません。

 

そうならないためには意図的に

「やりたいことが先、お金は後」

というマインドセットを持つことが

重要だということです。

 

桐生 将人

―参考図書:『THE WEALTH LADDER 富の階段 ── 資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略』著:ニック・マジューリ、出版:ダイヤモンド社 (2025/11/12)