MENSAの思考

脳をハッキングして、自然と成功する方法

こんにちは。

桐生です。

 

『いつも60点の成績を取る子が

たまたま90点を取ってしまったとき、

その後に90点をキープできずに

60点に戻ってしまう子が多い』

 

こんな話を聞いたことがありますか?

 

この話は日本の認知科学者である

苫米地英人氏がよく取り上げる話で

人間の機能の一つである

「ホメオスタシス(恒常性機能)」

について説明しています。

 

このホメオスタシスは一般的に

「現状を維持しようとする力」

として説明されるので、

「自分が今よりも成功しよう

としたときの足かせ」

のように認識している方も

多いかもしれません。

 

そして、その力が強力だからこそ、

「どうやってホメオスタシスを

突破して今以上の成功を手にするか」

といった話が自己啓発セミナー等でも

語られているわけです。

 

ですが、、、

 

もし、その力を逆に利用することが

できるとしたらどうでしょう?

 

つまり、

「ホメオスタシスの力によって、

自然と自分を今以上の成功に導ける」

としたら…

 

何の苦労もないわけです。

 

では、そんなことができるかというと…

 

できます。

ただ、簡単ではありません。

 

そのためには

「自分の脳をハッキングする」

必要があるからです。

 

ですが、それを試す価値は

十分にあります。

 

それだけであなたは

「自然と成功できるパスポート」

を手にすることができる

からです。

 

ということで、今回は

「ホメオスタシスを逆利用して

自然と成功する方法」

についてお伝えします。

 

「今年はもっと飛躍するぞ!」

という経営者の方は今すぐに

読んでいってくださいね。

 

それでは、早速。

 

まず、今回の話で重要なのは、

「ホメオスタシスが常に

今の状態に戻すものではない」

ということを理解することです。

 

たとえば、冒頭の話においても、

全員が60点に戻るわけではなく、

一部の子は90点をキープし続ける

ということが起きたわけです。

 

では、その一部の子には

ホメオスタシスの機能がないのか

というと、、、

 

そんなことはありません。

 

その一部の子もホメオスタシス

の機能によって90点をキープ

していると考えられます。

 

では、何が違うのかと言うと、

「臨場感」です。

 

たとえば、映画に行ったときに

感動して涙を流している人を

見たことがあるかと思います。

 

ここで重要なのは、

「映画の世界は現実ではない」

ということです。

 

その涙を流している人にとって、

現実の世界で起きていることよりも

映画の世界の方が臨場感が強くなった結果、

現実において「涙を流す」ということが

起きたわけです。

 

これはつまり、

現実か非現実か以上に

「どちらに臨場感を持つか」

によって、脳は

「どちらを自分の現実とするか」

を判断しているという

ことです。

 

では、最初の事例に戻ります。

 

60点に戻る子は、

60点の今までの自分に

臨場感を持っていたから

60点の自分に戻りました。

 

一方で、

90点をキープする子は

90点の新しい自分に

臨場感を持ったことで、

自然と90点をキープする

自分に移行しました。

 

ここからわかるのは、

「ホメオスタシスは

臨場感を強く持った方に

現実を合わせようとする」

ということです。

 

では、

「ホメオスタシスを逆利用するために

脳をハッキングする」

とはどういうことか?

 

それは、

「あなたの”今の世界”よりも

“今以上に成功している世界”を

リアルにイメージする」

ということです。

 

要は、目の前の世界ではなく、

今以上に成功している世界に

臨場感を強く持つことで、

ホメオスタシスに成功している

世界へ現実を合わせてもらおう

ということです。

 

『桐生さん…簡単に言いますけど、

そんなことできるのですか…?』

 

「だから、簡単じゃないと

言ったじゃないですか…^^;」

 

と言いたいところですが、

たしかにこれだけだと非常に

難しいです。

 

というのも、

「今以上の成功」といっている以上、

そこに到達したことがないわけですから、

リアルにイメージすること自体が

難しいからです。

 

では、どうすればよいか?

 

それは、

「今以上に成功している世界

そのものをイメージする」

ではなく、

「今以上に成功している世界に

おける新しいコンフォートゾーンを

イメージする」

ということです。

 

そもそも、自分が今以上に成功したい

と思っていても、ホメオスタシスが

現状に引き戻してしまうのは、

その現状が自分にとって心地よい空間

(=コンフォートゾーン)だからです。

 

あなたからすると

『もっと成功したいと思っているのだから、

今の状態は心地良くないはず!』

と思うかもしれません。

 

ですが、脳からすると、

変化はリスクであり、

「今以上の”成功”」だとしても、

それを心地よいものとは

認識しないのです。

 

だから、脳はホメオスタシスを使って、

あなたを現状のコンフォートゾーンに

戻してしまいます。

 

逆を言えば、

もし、あなたが現状とは違う場所に

コンフォートゾーンを持っていれば、

ホメオスタシスはその新しい場所に

あなたを自然と連れて行ってくれる

ということです。

 

ここからわかるのは、

ホメオスタシスを機能させる

ことにおいて、

「今以上に成功している

新しい世界そのもの」

に臨場感が必要なわけではなく、

「その新しい世界における

新しいコンフォートゾーン」

に臨場感があれば良いという

ことです。

 

それであれば、

イメージするのが難しい

「新しい世界そのもの」

をぼんやり考えるよりも、

「新しいコンフォートゾーン」

を考える方が近道です。

 

というのも、

コンフォートゾーンは細分化しやすく、

かつ、具体的な内容にしやすいので、

「新しい世界そのもの」よりも遥かに

イメージがしやすいからです。

 

たとえば、以下のようにイメージを

していきます。

 

—————

今以上に成功しているのだから…

・周りにはこういう仲間がいるはず

・こういうクライアントがいるはず

・収入はこれくらいになっているはず

・こういう場所に住んでいるはず

・こういう飲食店に行ってるはず

・こういう身なりをしているはず

—————

 

こんな感じで、新しいコンフォート

ゾーンをリアルに想像していくことで、

だんだんと新しい世界の臨場感を高めて

いくことができるということです。

 

ちなみに、

新しいコンフォートゾーンを

想像できているかどうかの判断は、

「居心地悪く感じるかどうか?」

でわかります。

 

それもそのはずで。

 

新しいコンフォートゾーンは

今のコンフォートゾーンの外に

設定するわけですから

「居心地が悪くないとおかしい」

わけです。

 

「居心地が悪い世界を想像する」

というのも違和感を感じるかも

しれませんが、それがホメオスタシスを

味方につける近道だということです。

 

さて、今回は、

「脳をハッキングすることで

ホメオスタシスを味方につけて

自然と成功に導いてもらう方法」

についてお伝えしました。

 

あなたはこれからも

ホメオスタシスを”足かせ”の

ままにしておきますか?

 

「居心地の悪いコンフォートゾーン」

を想像していけば、ホメオスタシスに

自然と成功させてもらえますよ^^

 

桐生 将人

―参考図書:『オーセンティック・コーチング2026 ~本物のコーチング~』著:苫米地 英人、出版:開拓社 (2025/11/24)