※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
「銀行預金をしていても
どんどん価値が減るだけ。」
「銀行口座の数字は単なる数字。
使ってはじめて価値が実現する。」
こんな話をよく聞きます。
というより、桐生もずっと
そういう考えでした。
「お金自体に価値はないから
何かと交換してはじめて価値が
生まれる」という考えですね。
ですが、最近はちょっと違います。
「銀行口座の数字とは
そのものに価値がある」
と思っています。
要は、
何かに交換できるから
価値があるのではなく、
その数字自体から価値を
得ることができている
ということです。
少し思考実験をしてみます。
たとえば、あなたが1億円の
投資をしていたとしましょう。
ある日、画面を見てみると
その投資額が5000万円に
なっていたとします。
想像を超えた暴落があった
わけです。
では、そのときに、
あなたの銀行口座の数字が
10億円だった場合と
10万円だった場合で
どちらが冷静な判断が
できると思いますか？
…答えは簡単ですよね。
本当に数字そのものに
何の価値もないとすれば、
こういった違いは起こらない
はずです。
このように考えると
「銀行口座の数字そのものに
価値がない」ということに
違和感を感じるわけです。
では、
「銀行口座の数字の価値」
とはなにか？
今回の場合でいえば、
「心の安定をもたらす」
ということかもしれません。
つまり、10万円の貯金しか
持っていなかった人は、
「心の安定」と引き換えに
「モノや経験」を手に入れた
のかもしれません。
今回は銀行口座の数字の話
でしたが、最近、
「それ自体の価値」を
見失っていたことに
気付くことがあります。
いわゆる
「価値のあるBを得られるから
（本来無価値の）Aにも価値がある」
と考えていたものがあるなら
「Aそのものが有する価値」
にフォーカスをあててみる
ということです。
そうすることで
「Bを得るために本当は
何を失っていたのか？」
ということが見えてきます。
そこにしっかり目を向けないと、
気付かぬうちに大切なものまで
失ってしまうかもしれないって
ことです。
桐生 将人
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