※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
先日ご紹介した書籍
『老舗の流儀 虎屋とエルメス』
の中に面白い一説がありました。
それはエルメスのあるエピソード
なのですが…こんな話です。
//////////////
「こういうのものを作ったら、
もっと売れます」と言う
エルメスの営業担当に、
デュマさん(当時のエルメスの社長)
はこう答えていました。
「変なものを作って、売れて
しまったら困るじゃないか。」
―引用(p.92)『老舗の流儀 虎屋とエルメス』著:黒川 光博、齋藤 峰明、出版:新潮社 (2016/10/18)
//////////////
ん…?どういうこと?
そう思いますよね。
だって、普通に考えたら
売れるのは良いことのはず
ですからね^^;
では、なぜエルメスの社長は
売れる商品を売らなかったのか?
それは、
「顧客を裏切ってはならない」
と考えたからだそうです。
どういうことか?
この話は次のように続きます。
『もし、エルメスが「H」の
ロゴが入った商品をたくさん
作れば今の何倍も売れるだろう。
だが、それをやっていたら、
5年ぐらいでエルメスのブランド
イメージは失われてしまう。』
―引用・意訳(p.92)『老舗の流儀 虎屋とエルメス』著:黒川 光博、齋藤 峰明、出版:新潮社 (2016/10/18)
たしかに、エルメスでは
他のブランドのように
ロゴを全面に押し出す
デザインをほとんど見ません。
「そういったところが
品が良いので好き」
という意見もよく聞きます。
つまり、エルメスの愛用者には
「エルメスってこうだよね」
という明確なブランドイメージが
あるわけです。
それなのに「売れる」とわかった
途端に、エルメスがロゴだらけの
服やバッグを出し始めたり、
流行だけを追って、デザインが
コロコロと変わるようになったら
どうでしょう?
きっと、以前からエルメスを
愛用している顧客からしたら
残念な気持ちになりますよね。
それをエルメスは
「お客さまを裏切る行為」
と言ったわけです。
目の前の売上を追わずに
ブランドイメージを一貫する
からこそ、これだけのブランド
価値が保たれているのでしょう。
と、
いつもならここで終わりですが…
これを書いていて思ったことが
あります。
それは、今回の話は
桐生も含め多くの人にとっては
「学びではなくエンタメである」
ということです。
なぜなら、大体の人は、
エルメス並みのブランド力
なんて持っていないですし、
老舗企業でもないからです。
何が言いたいかというと、
大したブランドもない人間が
目の前の売上を追わなかったら
「普通に稼げないで終わるだけ」
だということです。
こういう本を読んでいて、
偉人の話やすごい企業の話を
聞くと、ついついそれを
真似したくなると思います。
・目の前の売上を追わない
・利他の追求
・ギバーになる
・売上よりも理念を貫く
・お金を追わない
そういったきれいな話です。
ですが、起業当初の何もない
時期にお金を追わなかったら
あっという間に退場です。
だから、自分のブランドが
まだ確立していなかったり、
起業したばかりの経営者で
あれば、全力で目の前の
売上を追うべきです。
最初は、自分の変なプライド
なんか捨て去って、
相手のニーズに合わせて
コロコロ変わっていけば
いいのです。
そうやっているうちに
確固たる自分のブランドが
自然とできあがっていきます。
エルメスの学びを活かすのは
それからで十分です。
桐生もこの本が
「エンタメではなく学び」
になるステージにいける
ようにがんばります^^
桐生 将人
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★資格起業ラボ 第2期★
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
資格起業ラボ 第2期が
スタートしました!
第1期はわずか3カ月の
募集としましたが、
すでに成果をあげている
ラボメンバーがどんどん
出てきています^^
・入会後1カ月で過去最高額の
顧問料を達成
・入会後1カ月で顧問契約3件獲得
・独立してすぐに月5万円の
顧問契約を獲得
・100万円のコンサル契約獲得
第2期ではサービス内容を
リニューアルして、
さらにあなたの成果に
コミットしていきますよ^^
あなたも資格起業で
まずは年1000万円を稼いで
経済的自由と時間的自由の
両方を手に入れませんか?
↓今すぐチェックしてください↓
※最新の情報はメルマガで配信しています。
登録は下記からお願いいたします。
▼今すぐクリック▼