※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
お金と時間のどちらが
大切だと思いますか？
それは時間です。
なぜなら、時間は有限だから。
…
……
こんな話をよく聞きます。
ですが、本当に時間の方が
大切なのでしょうか？
たとえば、ある人が、
「お金をあまりかけずに
長期の休みをとって、
仲間と格安旅行を楽しむ」
ということに幸せを感じる
とします。
この人に同じ質問をすれば、
きっと「お金より時間が大切」
と答えるでしょう。
ですが、たとえば、
「憧れの高級ブランドの
バッグを持ちたい」
と考えている人にとっては
どうでしょうか？
その人に対してどんなに
「お金をかけなくても
時間をかければ楽しい
こともいっぱいあるよ！」
と言っても、共感して
もらうことはできません。
その人は、時間の多くを
お金を稼ぐことに費やした
としても、「そのバッグを
手に入れる一瞬こそが幸福」
だと思っているからです。
つまり何が言いたいかというと、
「時間とお金のどちらが大切か」
という質問自体がおかしいという
ことです。
なぜなら、この質問は、
“その人の価値観”という前提に
よってまったく答えが異なって
しまうからです。
では、重要なのは何かというと、
「まず欲しいものを明確にして、
その欲しいものを手に入れるための
お金と時間の配分を最適化する」
ということです。
自分が欲しいものを手に入れるために、
時間90％、お金10％が必要であれば、
お金10％を手に入れるための時間だけを
仕事に投資すれば良いです。
逆に、自分が欲しいものを手にするのに、
時間は5％でいいけど、お金が95％必要なの
であれば、お金を95％手に入れるための
時間を仕事に投資すれば良いわけです。
冷静に考えれば、こんなことは
当たり前の話ですよね。
冒頭の話もそうですが、
二元論に落とし込む話は
実は二元論ではないことが
多いです。
今回の話も重要なのは「どちらか」
ではなく「配分」だったわけですから。
桐生 将人
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