社労士起業について

士業は副業に向かない

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

世間は副業ブームですが、

「副業として士業経営をする」

ということは向かないと考えて

います。

 

それは、”業種”的に…

 

という話はもちろんですが、

稼げる士業の人の”気質”も

関係します。

 

副業の話では、よくこんな

話を聞くかもしれません。

 

・本業の片手間で月5万円稼ぐ

・副業で最低限稼げるように

なってから独立する

 

ですが、これを容認できる

ような人は士業の独立には

そもそも向かないです。

 

これは簡単に考えれば

わかります。

 

士業というのは経営者に

とって、経営における

重要な事項について相談

できるパートナーです。

 

だから、毎月お金を払って

でも顧問契約をして付き合う

わけです。

 

ではあなたが経営者だとして…

こんな士業と付き合いたいですか?

 

「本業は別にあって、

経済的に安定しているところ

から片手間で関わる士業」

 

「自分の生活の安定が

保証されるまでは独立を

決意できない士業」

 

もちろん、超合理的な経営者なら

「これは判断に関係ない」と言う

かもしれません。

 

ですが、たとえば、

同じ能力がある士業で、

「この仕事で食っていくと

覚悟を決めて、本業一本に

絞って独立している人」

も選べるとしたらどうでしょう?

 

おそらく多くの人は、少なく

とも”感情的には”後者の士業

(片手間ではない方)を選ぶ

のではないかと思うわけです。

 

そもそも優秀な士業というのは、

経営者のパートナーとして大きな

責任を担っていると考えています。

 

それは、たとえ経営者側が

そういった責任を押し付け

なかったとしても…です。

 

そして、彼らはその責任を果たす

ために最善を尽くさないと気が

済まない”気質”を持っています。

 

それは、士業として成功する

ための大切な資質と言えます。

ということで、

士業は、業種的(営業的)

にも副業に向いていない

ことがわかりますし、

そもそも士業経営で成功

するタイプの人なら、

気質的に、決して片手間で

仕事ができるなんて

考えないということです。

 

もちろん、片手間でできる

仕事もあるでしょう。

 

賢く独立する人もいると

思います。

 

ですが、士業経営の王道である

顧問契約を積み上げるスタイル

を考えているのなら、

「副業で賢く…」ということ

は難しいかもしれません。

 

桐生 将人

 

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