※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
先日からお伝えしている書籍
『売上最小化、利益最大化の法則──利益率29%経営の秘密』著:木下勝寿、出版:ダイヤモンド社 (2021/6/16)
の中で、著者の木下勝寿氏が紹介して
いた秀逸な売上アップ関連の話があった
ので、まとめて3つ紹介しますね^^
1.広告の時間を絞る
広告を出すときによく言われるのが、
「誰」を対象に、どんな「内容」の
広告を出すかということだと思います。
そこからさらに一歩踏み込んで、
さらに絞るのであれば
「時間」だということです。
たとえば、「夜の時間」に特化する。
というのも、
多くの人は朝の通勤電車で広告を
クリックしたとしても、しっかり
説明を読む暇がありません。
その結果、広告費だけかかって、
売上には繋がらないということが
起きるわけです。
それなら、ゆっくり説明を読んで
購買する時間もある夜の時間にだけ
特化して広告を出すと良いという
ことです。
2.「お一人様2個まで」
木下勝寿氏が、自身の北海道の
特産品通販の商品のページに
“ある言葉”を書いただけで
売上が1.5倍になったそうです。
それが、
「お一人様2個まで」
という言葉。
この言葉を掲載してから、
「2個までしか買えないなら
2個買っておこうかな」
と考えて2個買う人が増えた
とのことでした。
アイディアの勝利ですね^^
3.品質による行列を作る
今となっては有名な「ワケありグルメ」
の流行を作ったのも木下勝寿氏とのこと。
当時、テレビやネットで話題になり、
一気に売上が伸びたが、すぐにその
売上は落ち着いてしまったようです。
その理由は「真似されるから」です。
だからこそ、現時点で唯一無二の
商品やサービスを作ったとしても、
常に”比較検討される前提”でいなければ
ならないということです。
要は、結局のところ重要なのは
「売り方」や「見せ方」ではなく、
「商品の品質」だということですね。
さらにいえば、
「商品の品質」が重要なのは
“行列の種類”が変わるからです。
たとえば、行列のできている
ラーメン屋があったとして、
それを1店舗で経営していれば
機会損失が起きることになります。
そこで、2店舗目を作って、
行列がなくなったとします。
単純に考えれば、機会損失が
なくなって売上が伸びるはず
ですよね。
ですが、実際はそうならない
ことがあります。
それは、行列していた理由が
「希少性」によるものだった
からです。
2店舗目ができたことで、
「希少性」がなくなったことで
魅力もなくなってしまったという
ことです。
だからこそ重要なのは、
「品質の行列を作る」
ということです。
もし、品質がすばらしくて
行列しているのであれば、
店舗が増えても「買いやすく
なってありがたい」となる
だけで魅力は下がりません。
その結果、単純に店舗を
増やして売上を伸ばせる
ということです。
つまり、変にマーケティング
を学んで「売り方」を工夫する
よりも、まずは「品質」に注力
すべきということですね。
ということで、今回は、
売上アップのための3つの
ヒントをご紹介しました。
やっぱり稼ぐ人の発想や
考えは学びになりますね^^
あなたの経営にもぜひ
活かしてくださいね!
桐生 将人
参考図書:『売上最小化、利益最大化の法則──利益率29%経営の秘密』著:木下勝寿、出版:ダイヤモンド社 (2021/6/16)
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