※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
皆さま、投資してますか?
今日はちょっと軽めなお話として…
「なぜ、投資信託という商品が
最もえげつない商品の一つと
言えるのか」について
お伝えしたいと思います^^;
これはどちらかというと
「日本の投資信託商品」
のことなのですが…
この商品ってすごい仕組みになっています。
なぜなら、売っている側は、
投資家が儲けたらより儲けることができ、
投資家が損をしても儲けることができる
からです。
意味わからないですよね?
でも、そうなんです。
投資信託商品って必ず信託報酬がとられます。
だから、投資家が儲かろうと儲からなかろうと
信託報酬がもらえるので、売り手は儲かります。
で、うまくいって、投資家が儲かると、
成果報酬的な報酬をねだってきます。
逆にうまくいかなくて投資家が損しても、
「じゃあ今回は信託報酬はなしで…」とは
ならずに信託報酬を持っていくのです。
この構図ってつまり、
買い手がすべてのリスクを引き受けて
売り手はリスクゼロということになります。
成果がでなければ解約されるリスクが
あるかもしれませんが、
短期解約だとかなり返戻金が減らされる
ペナルティ等があるので、結果やはり
売り手は損をしないようになっています。
何より重要なのは、
投資信託の売り文句です。
投資信託は多くの場合、
「投資の素人が投資をするのは危険だから
投資のプロに任せて分散投資をしよう」
という売り文句が使われています。
ですが、このプロというのは、
普通のサラリーマンです。
そして、このサラリーマンのほとんどは
自分自身のお金で投資したこともない
ある意味素人です。
もっと言うなら、彼らはサラリーマンですから、
あなたのお金が減ろうが増えようが、
自分の給料は大して変わることもないですし、
正直「どうでもいい」というレベルで思っている
人たちです。
そんな素人にお金を預けて、
リスクは100%買う側が背負うというのが
投資信託という商品です。
そもそもリスクを100%背負うなら、
手数料をとられる分、
自分で株を売買した方がましと
言えるかもしれませんよね…。
ちなみに「日本の投資信託」と
言ったのは、海外商品等では、
完全成果報酬の投資信託商品等も
普通に存在しているからです。
こういった商品は、
利益に対する報酬のパーセンテージは
大きいのですが、利益がでないときの
信託報酬はゼロになります。
そういった投資信託ならまだしも、
日本の投資信託ってえげつない商品だな
と思った次第です。
でも、多くの人は、
「投資信託はプロに任せて安心」と
思わされて買っています。
知らないって怖いことですよね。
桐生 将人
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