MENSAの思考

「普段使いだから安いもの」という不合理

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

よく昔から聞く話ですが、

「寝るために帰るだけだから

家は安いところでいいや」

という話があります。

 

先日、こんな話も聞きました。

 

「普段使いのグラスだから

安いものでいいんだ」

 

これを聞いてどうでしょう?

 

桐生はめちゃくちゃ違和感を

感じるのですよね…。

 

ということで、

今回は、これに関連して、

桐生の考える

“お得なお金の使い方”

についてお伝えしたいと

思います。

 

早速、あなたに

お聞きしたいのですが、、、

 

以下のどちらが”お得”だと

思いますか?

 

・普通の国産車に1回20万円で乗る

・高級輸入車に1回4万円で乗る

 

もし、あなたが国産車が大好きで

輸入車が大嫌いな人でなければ。

 

あるいは、

たくさんお金を払いたい

といった富豪でもなければ。

 

普通より高級の方が良いし、

金額も輸入車の方がお得だと

いうことがわかりますよね。

 

何が言いたいかというと、

お得かどうかを判断するのに

重要なのは「そのものの価格」

ではなく「使用単価」だという

ことです。

 

たとえば、

月1回しか車に乗らない人が

240万円の国産車を買ったら、

1年における1回あたりの使用

単価は20万円になります。

 

ですが、月25回車に乗る人が

1200万円の高級外車を買ったら、

1年における1回あたりの使用

単価は4万円になります。

 

つまり、使用頻度が高いものは、

使用単価が引き下がるので、

お得に使うことができるという

ことです。

 

ここからわかるのは、

もったいない精神で

「普段使いは安いもの、

特別なときだけ使うものは

高いもの」としてしまうと

逆に、使用単価を引き上げる

ことになってしまうという

ことです。

 

では、この考えをもとに、

冒頭の話に戻りましょう。

 

ほとんどの人にとって、

「家は365日のうちほぼ365日

使う”超高頻度”のもの」

だと言えます。

 

だからこそ、逆に高いお金を

払っても使用単価が引き下がり、

お得に使えるものだと言える

わけです。

 

お気に入りの靴だって、

1日おきのペースで履いても

年間約180回しか履けません。

 

スーツだって、週1回の

ペースで着たとしても、

年間約52回です。

 

これらと比べれば、

たとえば、家はもちろん、

普段使いのグラスやベッド、

毎日座るソファ等の使用頻度は

ほぼ毎日となるので、使用単価

は遥かに小さくなります。

 

だから「普段使いだから安いもの」

というのは不合理な考え方だと

いうことです。

 

さて、あなたは、

そのもの自体の値段で高い安い

を判断していませんか?

 

あるいは、高いものだから、

もったいないと思って使用頻度を

落としていませんか?

 

普段使いのものにこそ

お金を使って、

たまにしか使わないものには

あまりお金を使わない。

 

高いものほどたくさん使って、

使用単価を引き下げる。

 

この逆転の発想こそ、桐生の

考える”お得なお金の使い方”です。

 

桐生 将人

 

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