MENSAの思考

経営者の医療保険は本当にいらないのか?

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

ビジネス系のYouTubeなんかを

見ていると「保険は不要だ」と

いう内容をよく目にします。

 

「保険は保険会社が儲かるもので、

多くの人は保険料を払いすぎだ!」

というような話です。

 

そして、その中でも特に

やり玉に挙げられるのが

「医療保険」です。

 

要は、

 

・保険は万一のときにだけ

備えて、掛け捨ての安い

死亡保険にだけ入っておく

・医療保険はリスクと比べて

モトが取れる可能性はかなり

低いので入る必要はない

 

というような意見です。

 

この意見は概ね合っています。

 

実際に桐生は生命保険会社に

勤務していた頃から、

このことを知っていましたし、

 

それをお客さまにあえて

お伝えすることで、保険を

切り替えてもらっていました。

 

では、そんな保険会社出身の

桐生自身は、医療保険に当然

入っていない…

 

と思うかもしれませんが、

実は加入しています。

 

え?無駄なのになんで入るの?

 

そう思いますよね。

 

もちろんそこには、

理由があります。

 

そもそも、医療保険が

無駄だという話の多くは、

「保険料と保険金という

一部の金銭における期待値

から考えると無駄である」

というかなり限られた内容

だと考えています。

 

そこには、経営者にとって

もっと重要なメリットが

無視されています。

 

そして、桐生にとっては

それが「保険金で保険料の

モトが取れるか」という

単純な金勘定よりもよっぽど

重要なのです。

 

たとえば、こんな話があります。

 

///////////////////

ある社長が、顧客と会食をして

いました。

 

彼はいわゆるスモールビジネス

のワンマン社長で、売上の100%

を彼自身が生み出しています。

 

彼は毎日のように顧客と会食

をしていて、そこでほとんど

の紹介案件を獲得しています。

 

この日は少し早めに解散する

ことになったので、電車で帰る

ことにしました。

 

その日は雨が降っていて、

階段が滑りやすくなっていました。

 

彼は階段で足を滑らせてしまい、

お酒が入っていたこともあって、

踏ん張ることができずにそのまま

階段から転落してしまいました。

 

一瞬意識が飛んでしまいましたが、

足の激痛で意識が戻りました。

 

もしかしたら足が骨折したかも

しれない…直観的にそう思いました。

 

強烈な痛みとともに、

襲ってきたのは、

これからの仕事への影響…

それについての不安です。

 

「自分が仕事をできなければ、

会社はどうなってしまうのだろう」

 

救急車がやってきて、

近くの病院に運ばれることに

なりました。

 

「個室なら仕事をなんとか

できるかもしれない…」

 

そう思って、個室代について

質問すると「1泊5万円」という

回答がありました。

 

さすがに高い…

 

これから、入院が長期になれば、

売上が激減するかもしれない…

 

そう思うと「1泊5万円」は資金繰り

への影響が不安です。

 

だけど、仕事をするには個室が

必要になる…。

 

個室にすべきか、入院代を節約して

資金繰りを優先すべきか…。

 

今後のことに頭を悩まされながら、

彼は救急車で運ばれていきました。

///////////////////

 

さて、これを読んで

どう思いましたか?

 

第三者的に見ている立場の

あなたからすれば、

「ワンマン社長が仕事を止める

わけにはいかないわけだから

個室しか選択肢はないだろう」

と思うかもしれません。

 

そして、それはおそらく正しいです。

 

ですが、もし、あなたが

同じ状況になったとしたら

どうでしょう?

 

身体の心配はもちろん、

先行きも不安な気持ちの中で、

本当にそういう選択を取れる

と断言できますか?

 

少なくとも桐生は、

「自分自身はその選択が

できない可能性がある」

と考えました。

 

自分の性格上、きっとお金の

不安が頭を過ぎって、個室を

ためらってしまうかあるいは、

中途半端な個室を選択して

しまうと考えました。

 

ですが、それは自分にとって

最良の判断ではありません。

 

そこで、幸いにも健康である

現在のうちに、どうすれば、

こういった事態に最良の選択を

即断できるかを考えました。

 

その結果が「医療保険の加入」

だったわけです。

 

簡単にいうと、桐生は、

「入院したときに、個室の

実費をすべて負担してくれる」

という医療保険に加入しました。

 

この保険に加入しておけば、

入院することになったときも、

「一番広くて設備が整っている

個室にしてください」と何の

躊躇もなく言えると考えたのです。

 

そして、これが桐生の考える

「スモールビジネスの経営者に

とっての医療保険のメリット」です。

 

優秀なワンマン社長にとっては、

保険金なんかよりも事業継続や

売上をキープすることの方が

何十倍、何百倍も経済的なメリット

があります。

 

そう考えれば、経営者にとっての

医療保険の本当の価値とは、

「万一のときに”事業継続”のため

の最良の選択を即断できること」

だと言えます。

 

もちろん、幸いにも、一度も

入院することがなければ、

掛け捨ての医療保険は単なる

経費になってしまいます。

 

ですが、事業継続のための必要

経費と考えるなら、医療保険の

保険料はめちゃくちゃ安いです。

(ちなみに桐生の加入している

医療保険は、月約3,500円です)

 

あなたは医療保険に

入っていますか?

 

もし、あなたも

「もしものときに即断

できないかもしれない…」

と思うなら、医療保険の

加入を考えても良いかも

しれませんよ^^

 

ちなみに桐生は保険代理店を

やっていませんので、相談は、

お知り合いの保険代理店等に

お願いします…。笑

 

桐生 将人

 

※最新の情報はメルマガで配信しています。

登録は下記からお願いいたします。

▼今すぐクリック▼