こんにちは。
桐生将人（きりゅうまさと）です。
以前に、多くの人は宇宙人の飛来に
備えることで損をしているということを
お伝えしました。
そのときは、「老後の医療費への備え」
の話だったわけですが、、、
他にも宇宙人飛来に備えるように、
「ほとんど”ない”ことに対して
備えることで損をしている」
ということはたくさんあります。
というより、桐生も最近まで
このワナに危うくハマりそうだった
ので、今回はその話をシェアします＾＾；
桐生のハマったワナとは、
「旅行に行くかもしれないから」
というものでした。
1年前くらいに、
モノを買うことにあまり喜びを
感じられなくなった時期が
ありました。
そこで、単純に、
「もっと旅行とかに行って
経験を得る喜びを知ろう！」
と考えたのがきっかけでした。
で、なるべくたくさんの旅行に
行くことを考えたら、タクシー生活
よりも車があった方が良いと考えました。
というのも、タクシーで旅行に
行こうとしたとしても
「2万円かかる」と言われたら
行くこと自体を止めてしまうと
考えたからです。
（車の維持費よりも安いのに、
不思議な感覚ですよね）
逆に、車なら、すでに駐車場代が
かかっているわけですから、
「なるべく使わないと損をする」
と考えます。
だから、旅行に多く行くことを
考えれば車は必要だろうと考えました。
そして、その頃は本気で車を買うことを
検討していました。
（結局は買いませんでしたが）
他にも、桐生はシンプリストなので、
基本的には1用途に対して、物が1つ
しかありません。
バッグも1つしか無いわけですが、
それが現在は仕事用を想定した
「ブリーフケース」です。
しかし、旅行のときに薄い
ブリーフケースだけでは
荷物が入りません。
そこで、本気でトートバッグに
買い換えようと考えていました。
靴についても同じような感じで、
現在は革靴1足しかないのですが、
これだと登山とか自然散策のある
旅行のときに困ってしまうと
考えました。
そこで、ビジネスでも使えるような
カッチリ見える革素材のスニーカー
を買おうと思って、必死に新しい靴
を探していました。
まぁ、、、こんな感じで、
「旅行に行くときへの備え」
と考えて色々と思考していた
わけです。
で、あるときにふと気付きました。
それは、
1年前からそういうことを考えて
おきながら、現実では1度も旅行
に行っていないということです。笑
この現実からわかるのは、
桐生にとって、旅行があること
をベースで考えてしまうことは、
色んな無駄を生じさせることに
なるということです。
たとえば、もし、旅行がある前提で
車を買ってしまっていたら、年に
数回も使わないままに駐車場代だけを
取られている状態になっていたかも
しれません。
バッグもでかいトートバッグに
買い替えていれば、逆に、仕事
においては邪魔になって、不自由
していたかもしれません。
靴も1度も履かないまま
ピカピカのスニーカーが
クローゼットに鎮座していた
かもしれません。
だって、現実の桐生は、
1度も旅行に行っていない
のですからね＾＾；
さらにいえば、現実の桐生は、
旅行にはまったく行かないかわりに、
会食は月に数回は行っていました。
そして、そこで素晴らしい経験を
することができています。
ですが、もし、旅行ベースで考えて
無駄なお金を使っていれば、
その会食の経験はできていなかった
かもしれません。
取り留めのない話ですが、
何が言いたかったかというと、
「あなたも、まだ起きていない
現実に過剰に備えることで、
損をしていませんか？」
ということです。
たとえば、ホームパーティーなんて
ほとんどしないのに、人が来たとき
のための食器や机や椅子を準備して
リビングのスペースを削ってしまって
いる人って結構いますよね。
ですが、映画好きな人からすれば、
その使われない椅子や食器棚がなければ、
映画を見ながらくつろげるソファや
シアターセットを置くことができた
かもしれません。
そういう趣味がない人だとしても、
共通して言えるのは、その場所にも
家賃が発生しているということです。
そのスペースが必要なければ、
そもそも家賃自体が浮いたかも
しれません。
そうすれば、その家賃を稼ぐ分の
労働が必要なかったかもしれません。
こう考えていくと、現実に起こって
いないことに対する備えは人生の
大切な時間を無駄にするということ
に行き着くということですね。
あなたも、知らぬうちに
宇宙人飛来に備えて損して
いませんか？
年末も近いので、ぜひ、
振り返ってみてください＾＾
桐生 将人
※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
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