こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
現在、桐生の会社では、
新規クライアントの受付を
停止しています。
一応、「社内体制が整うまで」
という時限措置だったのですが…
いつになったら整うんだと
言われ続けて、早4ヶ月くらいが
経過してしまいました。
紹介案件をお断りする度に、
心苦しいですし、
自分の無力さを痛感しています。
そんな状況でも、パラパラと、
有料相談(桐生が発行しているメルマガの最後にあるもの)
に申し込んでくださる方が
いらっしゃいます。
この相談に申し込んでくださる方は、
その先の長期契約も見越して申し込
んでくださることが多いです。
ですが、それもお断りしないと
ならないわけです。
そもそも、この有料個別相談は
2年前くらいから始めたのですが、
そこには2つの理由がありました。
それは、
・無料相談で本気度の低い人に
会うのは時間の無駄だと思ったから
(有料相談で申し込む人は高確率で
その後の長期契約に繋がる)
・自分と会うハードルを高くする
ことで、ブランド価値を向上させる
というものです。
どちらも下心がすごいです。笑
ですが、士業やコンサルのような
業界においては、これってすごく
重要なのです。
コンサルティングのような
目に見えないサービスでは
料金が設定されていなければ、
すべて「無料」と見なされます。
「ちょっと聞きたいんですけど」
といって無料で相談されてしまいます。
そして、相談を「無料」にすれば、
「あなたにこそ相談したい」
という人ではなく、
「無料だから相談しよう」
という人が集まります。
他にも、相談が「無料」の人と
「有料」の人がいたとしたら、
「有料」の人の方が能力が高く
見られます。
結果として、「無料相談」を
することは、”自分”という人間で
勝負するはずの専門家が、
その”自分”を安売りすること
と同じだということです。
つまり、士業やコンサルの
ような業界にとって、
個別相談を有料にしないことは、
ビジネス的にもブランディング
的にもマイナスだったという
ことです。
ですが、最近になって、
そんな下心満点な戦略を取る
時期も去ったかなと思いました。
というのも、周囲にいるビジネス
パートナーは優秀な人ばかりで、
その人たちからの紹介の質が
素晴らしいからです。
パートナーから紹介される案件は、
有料にするどころか、こちらから
会いたいと思えるような案件が
ほとんどです。
そして、自分自身の実績を
積み上げてきたことで、
自分を必要以上に大きく見せる
こともなくなりました。
こうなってくると、
「有料個別相談」のメリットは
ほとんどありません。
そもそも、パートナーたちが
紹介してくれる案件すらお断り
しているのに、飛び込みの案件
を受けるわけにはいきません。
それなのに、どうせ受けられない
案件を(お金を払われることで)
スポットの相談だけ対応しなければ
ならなくなるという意味では、
デメリットとすら言えるかも
しれません、、、^^;
こんなことを考えていていたら、
ふと思ったのです。
「そっか。個別相談自体を
止めればいいんだ。」と。
“思い立ったらすぐ実行”という
ことで、本日をもって個別相談
自体を停止することに決めました。
今までは、
「無料では会えないけど、
10万円払えば会える社労士」
でした。
これからは、
「お金を払っても会えない社労士」
になりました。笑
※クライアントの方は今まで通り
お会いしますのでご安心を^^;
会えない分、クライアント以外の方
には、メルマガや動画の復活なども
含めて情報発信をがんばっていきたい
と思います。
また、気が変わったら唐突に相談を
再開するかもしれませんので、その
ときはよろしくお願いします^^
桐生 将人
※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
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