こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
賃貸に住むか、家を買うか…
この論争は絶えませんよね。
たとえば、
「月20万円の賃料は高すぎる!
そんなに賃料を払うなら5,000万円の家を買って
ローンを払った方が安くて良い!」
というような話をよく聞きます。
こういった論争は、他にも色んな要素が絡むので、
普通は明確な判断がつきません。
ですが、実はこの論争にも明確な判断を下せる
方法があるのです。
それは「投資的観点」から判断するということです。
「投資的観点」というからには、
賃料の20万円が「高い」かどうかではなく、
年利が何%かで判断するということです。
この方法は簡単で、以下のように計算します。
・その物件の販売価格を大体で良いので知る
・年間家賃÷販売価格を計算して%を求める
さっそく、先程の例で見てみましょう。
あるマンションが5,000万円で中古販売されています。
そして、同じマンションの賃貸価格は月20万円でした。
計算式は
240万円(20万円×12ヶ月)÷5,000万円=4.8%
となります。
よって、この物件は「割安」だと言えますね。
なぜなら、都内のマンション投資の目安は5%と
言われており、それを4.8%で借りられているからです。
逆に言えば、これが6%や7%になってしまうのであれば、
賃貸よりも買った方が得です。
もちろん、年数が経てば家賃が落ちるので、
年利は変わるでしょう。
ですが、今買うか賃貸かを選ぶうえでは、
こういった着眼点も面白いですよね。
多くの人はマイホームや賃貸の問題を
生活の豊かさや子供の教育環境などの
「数字」以外の部分で判断します。
こういった方法は、感情が入ってしまうので、
明確な判断が難しいのです。
ですが、「数字」で判断すれば、
サクっと結果が出てしまうので明快です。
賃貸か持家かの選択に悩んだら
「数字」で判断する方法を
考えてみると良いですね^^
桐生 将人