こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
右脳は感覚を、左脳は言語を統括している脳だ
ということは知っていますね?
これはどっちかが使われるというわけではなくて、
右脳に送られた情報が「脳梁」を伝って左脳に
わたって言語化されるという一連の流れがあるのです。
では、この「脳梁」が切断されるとどうなると思います?
当然ながら、
「見たものを言語化することができなくなってしまう」
ということです。
で、実はてんかんの治療のために「脳梁」を
切断することがあるそうです。
つまり、右脳と左脳が繋がらない状態になる
わけですが…どうなると思います?
実際に、その患者に対して行った実験が
あるので紹介しますね。
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その人の左目(情報が右脳に入力される)だけに
「笑え」という紙を見せたとします。
すると、その患者は笑います。
ですが、「なぜ笑ったのですか?」と聞くと、
「先生の顔が面白かったから」とか適当な回答を
するのです。
―「不愉快なことには理由がある(著:橘玲氏)」を参考。
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どういうことかというと、
・右脳は言葉を理解し、無意識に行動してしまうことがある
・しかし、左脳が理解できないともっともらしい理屈を
持ってきて無意識に自分を納得させてしまう
ということです。
だからこそ「言葉の選び方」は重要なのですね。
たとえば、
「~かもしれません」
「~だと思います」
という言葉は無意識に自信の無さや
責任をとりたくないといった
印象を残します。
ですが、逆に、
「~です」
「~だと考えます」
と言い切ることは、
自信がある印象を残します。
もちろん、言い切るためには、
言い切る覚悟が必要です。
だから、言い切ることができる時点で
本当に自信があるということかも
しれませんけどね^^;
ちなみに僕がクライアントと話しているときや
メール等を見てもらえばわかるのですが、
僕はほとんどの発言が「言い切る言葉遣い」に
なっています。
それには、
「クライアントの質問への回答を言い切ることで、
不安をちゃんと払拭してあげたい」
ということと、
「責任をもって仕事をし、言い切るだけの知識を
追求し続ける覚悟を示す」
という理由があります。
逆に言えば、相手を判断するときに、
語尾を聞いていれば大体相手の仕事に対する
覚悟が見えてしまいます。
色んな人の語尾に耳を澄ましてみてください。笑
桐生 将人
参考図書:『不愉快なことには理由がある 〈理由がある〉シリーズ (集英社文庫)』著:橘玲、出版:集英社 (2016/6/28)
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