こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
以前に、定例の飲み会をしているときに、
ある本が話題にあがりました。
それは、安間伸氏の
「なぜ男はそんなことで怒るのか」
という本です。
その中で、桐生の離婚理由になったと思われる
一説があったので紹介します。笑
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ある社長が数千人の人員削減をするか
どうか悩みながら家を出ようとしていると、
奥さんが「行く前に玄関前をちょこっと
掃除してよ」「帰りにお豆腐2丁と油揚げ
5枚買ってきて」と頼むかもしれません。
その社長はこれから行う重要な判断を
邪魔された(=認知資源を無駄遣いされた)と、
ものすごいストレスを感じるはずです。
社長はそれ以降、家族と顔を合わせる
ことなく夜明け前に家を出ることに
しました。
(中 略)
すると奥さんは「うちの主人は掃除も
手伝わないし、お豆腐も買ってくれないのよ」
と愚痴をこぼします。
よくある「仕事ばかりで家庭を顧みない男」です。
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なんか、経営者からすると
「あるある!」という感じの
話ですよね^^;
さて、この話の重要な前提は、
「認知資源が有限である」
ということです。
かの有名なAppleの創設者である
スティーブ・ジョブズも、
FacebookのCEOである
マーク・ザッカーバーグも、
自分の1日に決断できる回数が
限られているから、
それを無駄にしないために、
毎日同じ服を着ているという
有名なエピソードがありました。
この本が少し中小企業の現実と違うのは、
「会社なら社員は社長の認知資源を
温存する配慮をするが、家庭は
そういうことをしてくれない」
と書いてあることです。
実際の中小企業では、社員が何かに
困ったら、全部社長のところに
質問が飛ぶのが普通です。
中小企業の社長は、
家庭どころか会社でも認知資源を
消費されまくっているってことです^^;
だからこそ、僕らは意図的に、
認知資源を自分の仕事にフルで
向ける時間を作る必要があります。
たとえば、1人でホテルに籠る時間を
作るとか、社員が出社する前に1時間
集中するとか…です。
ちなみに、もう1つ方法があるのですが…
それはまた今度。笑
桐生 将人
参考図書『なぜ男は「そんなこと」で怒るのか 解決脳と認知資源――男が怒る理由は2つしかない著:安間伸、出版社: ゴマブックス (2018/3/22)』
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