こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
「野球選手で天才と言えば?」と問われれば、
かなりの人が「イチロー」と答えると思います。
僕はあまり野球に興味がないのですが、
イチローがよく「天才」と言われる
ことくらいは知っています。
以前に彼のドキュメンタリー番組で、
毎日の食事までもルーティン化(朝カレー)して、
誰よりも長くウォーミングアップする姿や
自分のバットを絶対に他人に触れさせない
徹底ぶりが紹介されていました。
それを見て、桐生が思ったのは、
「天才」というより「努力家」という
イメージでした。
しかも、かなりのレベルの「努力家」です。
では、なぜ、イチローは「天才」
と言われるのでしょう?
以前に読んでいた本にこんな一説が
ありました。
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天才というのは神がかった存在だと
思えば、それにくらべて引け目を
感じる必要がないからだ。
『あの人は超人的だ』というのは、
『張り合っても仕方ない』という意味なのだ。
言い換えれば、「天賦の才を持つ人」を
神格化してしまったほうがラクなのだ。
そうすれば、やすやすと現状に
甘んじていられる。
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「あの人は天才だ」という考えが
浮かんだら、それはあなたの心の中で、
「あの人は特別な存在であり、
自分とは違うから仕方ない」
と考えてしまっているということです。
ですが、イチローをはじめとした
「天才」と言われる人たちは、
並大抵じゃない努力の末に「天才」と
言われるようになっています。
そこから目を逸らしてはなりませんよね。
人間は、圧倒されるような人と出会ったときに、
無意識に「どうすればそうなれるのか?」
ではなく、「奇跡が起きた」と熱狂してしまう
生き物です。
すごい人と出会う機会があったら、
意図して「どうすればこの人を
超えられるか?」と考えるように
してみてください。
せっかくの出会いを無駄にしないために!
桐生 将人
参考図書『やり抜く力 著:アンジェラ・ダックワース、出版:ダイヤモンド社; 1版 (2016/9/8)』
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