こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
大学卒業後、生命保険会社に
入社しました。
ですから、”期末”になると、
ついつい気持ちがざわついて
しまいます。
なぜなら、期末における
法人への定番の提案というのが、
「利益が出ているので、節税しましょう」
というものだったからです。
ご存知、今ではこの節税保険も
使えなくなりました。
ですが、当時の生命保険会社では
この節税(とはいえ利益の繰延)が
一般的な手法でした。
で、どの保険会社も保険商品を
設計するシステムの中に、
節税金額を勘案した実質保険料や
実質解約返戻率という言葉が
ありました。
たとえば、会社に100万円利益が残ると、
法人税が約25万円持って行かれてしまいます。
ここで全額経費になる生命保険に
入っておけば、後々90万円しか返って
こなかったとしても、節税した25万円と
返戻金の90万円を合計すれば115万円と
なるので、実質は115%になる!
といった感じです。
まぁ、色々ツッコミどころはあるのですが、
それは置いといて…。
僕がいつも不思議に思うのは、
保険会社以外の業界でこういった
提案をする業界が少ないってことです。
たとえば、社労士の業界だって使えます。
社労士の単発の仕事で大きい単価になる
ものとして、「就業規則の作成」が
挙げられます。
桐生は就業規則作成で「40万円」を
請求しています。
これを節税に絡めた提案をするのであれば、
こんな感じでしょう。
「決算期に法人税を25%払うのであれば、
就業規則を作ってはどうでしょうか?
税金を勘案すれば、実質75%OFFの
30万円ですよ。」
他にも、桐生が以前に1年かけて
参加していたセミナーは260万円でしたが、
税金を勘案した結果、約160万円くらいで
いけるとわかって参加を決断することが
できました。
そのセミナー主催者からは
そういった計算をするような
提案はありませんでしたが…^^;
法人の場合は決算期がそれぞれですが、
だからこそ、年中どこかの企業の決算期
を狙うことができます。
個人事業であれば共通して12月が
期末になります。
なので、個人事業主の期末狙いなら
12月にキャンペーンを打つと良いでしょう。
あなたも経費に落とせる商品を
取り扱っているなら、
節税を絡めた提案をしてみては
いかがでしょうか?
対法人なら、実質25~33%くらいOFF、
年収1000万円レベルの個人事業主なら、
所得税33%、住民税10%なので、
実質43%OFFということです。
せっかく会社を経営しているのですから
売るのも買うのも節税に絡めて
得していきましょう^^
桐生 将人