MENSAの思考

ノウハウを購入しても薄っぺらになるだけ

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

ノウハウって好きですか?

 

節税ノウハウ

人材採用ノウハウ

経費削減ノウハウ

銀行借入ノウハウ

投資ノウハウ

 

…数え切れないくらい

ノウハウは溢れかえっていますね。

 

で、そういったノウハウを

とにかく集めるような人のことを

世の中では「ノウハウコレクター」

と呼ぶことがあります。

 

要は、たいして活用できずに、

次から次にそういったノウハウを

集めるから「コレクター」と

言われているってわけです。

 

『自分は活用できているから

コレクターじゃない!』

という方もいるかもしれませんが、

本当に活用できている人は極少数

と言えるかもしれません。

 

というのも、そもそも、

「できあがったノウハウ」

を求めている時点で、

ノウハウを活用することは

難しいからです。

 

先日も、北の達人コーポレーション

の社長である木下勝寿氏の書籍を

読んでいて、こんな一説がありました。

 

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<以下、意訳・抜粋>

ノウハウを作るための情報と

できあがったノウハウの情報は

ものすごい差がある。

 

できあがったノウハウは

シンプルになりすぎていて

情報量が少ない。

 

情報量が少ない(知識が少ない)と

そのパターンしか活用できないので、

応用や改善もできなくなる

―引用(p.164)『チームX(エックス) ── ストーリーで学ぶ1年で業績を13倍にしたチームのつくり方』著:木下 勝寿、出版:ダイヤモンド社 (2023/11/15)

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桐生自身、ノウハウを教わる側に

なるときもありますが、

ノウハウを作る側であることも

多いです。

 

両方の立場を知っているからこそ、

この話を聞いたときに

「その通りだよなぁ」

と思いました。

 

以前に、ノウハウを販売する

ビジネスを行っている方と

コンテンツの共同開発をしたことが

あります。

 

そのときの流れは、

 

1.桐生がノウハウを書き出す

2.その方が売れるコンテンツ

になるように編集する

 

という方法を取りました。

 

で、桐生が最初にノウハウを

書き出して提出したものを見て

彼は一言。

 

「多すぎ、難しすぎ。笑」

 

そして、彼が編集してくれたものを

見て桐生は一言。

 

「わかりやすいけど、

これだけでいいの?^^;」

 

どういうことかというと、

ノウハウを求める人は

・簡単に取り組めて

・シンプルな内容で

・結果がわかりやすい

という商品を求めている

ことが多いということです。

 

つまり、桐生のように、

周辺情報も含めた情報量が

多すぎるものは、

そういった方々には

ウケないということです。

 

結果として、巷に溢れる

“売れているノウハウ”は

シンプルで結果がすぐに

出るかもしれませんが、

応用が効かないものが

多くなってしまうという

ことです。

 

そして、そういったノウハウを

求める人は法改正や時代の変化に

よってしょっちゅうノウハウを

購入することになるので

「ノウハウコレクター」と

言われるようになるのかも

しれません。

 

では、そうならないためには

どうすればいいか?

 

それは、

「ノウハウ」ではなく「人」

に投資するということです。

 

ノウハウを購入するのは、

買い切りが多いですし、

手軽に感じるかもしれません。

 

ですが、ノウハウだけを

購入しても周辺情報や

見えない部分は学べません。

 

それであれば、

作った人から直接学べば

どうでしょう?

 

たとえば、書籍で学ぶだけでなく、

その人が開催しているセミナーに

参加してみるということです。

 

そういったセミナーでは、

書籍のようにより多くの人に

ウケるように省いた部分や

裏話的なものも聞けるかも

しれません。

 

つまり、

「できあがったノウハウ」ではなく、

「ノウハウを作った人」に投資する

ということです。

 

とはいえ、そういった場がない

ということもあるでしょう。

(有名すぎる人だと難しいかも

しれませんよね^^;)

 

そういった場合は、

そのノウハウを活用している人に

個別のサポートを依頼するのも

一つの手です。

 

ノウハウという分野においては、

外から学んだノウハウだとしても、

それを個人的に突き詰めたり、

色んなところで実践して自分の

ノウハウのように扱えるように

なっている専門家がいます。

 

(というより、この時代において、

完全オリジナルのノウハウなんて

ものは存在しないかもしれません)

 

そういった専門家に個別のサポートを

依頼すれば、自分で周辺情報を仕入れ

なくても”求める最大の結果”を手に

入れることができるということです。

 

もちろん「ノウハウ」を購入するよりも

コストは大きくなるかもしれませんが、

しょっちゅうノウハウを買うよりも

「安物買いの銭失い」にならなくて済む

と言えるかもしれません。

 

なんでわかるかというと、

桐生自身が社労士として活動する中で、

あるノウハウを提案すると、

「そんなの知っている」という人は

たくさんいるのですが、

さらにヒアリングしてみると

その知識量の少なさに驚くからです。

 

それどころか、その知識量のまま

自分で運用をしている結果、

普通に間違った運用をしている人も

たくさん見てきました^^;

 

桐生自身、

自分が使っているノウハウは、

自分で生み出したノウハウか、

誰かから学んだ後に自分自身も

使って突き詰めたノウハウの

どちらかしかありません。

 

だから、自分の提供するノウハウを

“コンテンツだけ買った人”よりも、

上手に活用できる自信があるわけです。

 

あなたはノウハウって好きですか?

 

お気に入りのノウハウがあるなら、

そのノウハウに関連した「人」に

投資することをオススメします^^

 

桐生 将人

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