マーケティング

ホテルのサウナに入って悲しくなりました

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

先日、クライアントとの打合せで

出張したときの話です。

 

温泉の有名な地域の高級ホテルに

宿泊させていただきました。

(以前お話した使いみちのなかった

カードのポイントを使って泊まって

きました。笑)

 

そのホテルにはサウナがついている

とのことだったので期待していった

のですが、、、

 

とても残念な気持ちになりました。

 

・大浴場は広いのに4人しか

入れないような狭いサウナ

・湿度が低く、パサパサになる

・下にひくタオルを入れていく

場所がないのでそこら中に

タオルが散らかっている

・水風呂はぬるい

・水風呂のかけ湯ができない

・休憩する場所がない

 

と、こんな感じで

とてもじゃないですが、

“ととのえない”と思って

早々に退散しました。

 

楽しみにしていた分、

とても悲しい気持ちに

なりましたね…。

 

そんなときに、

ふと気付いたのが、

「以前にもこんなこと

あったなぁ」

ということです。

 

どこだったけなぁ…と

考えていて思い出しました。

 

そう。

やはり有名な観光地の

高級ホテルです。

 

ここもサウナがあったのですが、

同じような状態でとても残念な

気持ちになりました。

 

「こんなサウナしかないなら、

都内の2時間2000円くらいの

サウナの方が断然良い!」

と思ったわけです。

 

さて、この話を聞いて

どう思いましたか?

 

共感する人もいるかも

しれませんよね。

 

そもそもサウナ自体に

興味がない人もいるかも

しれませんね^^;

 

では、この話からあなたに

何を伝えたいのかというと、

「この話でおかしいのは桐生の方だ」

ということです。

 

というのも、高級ホテル側も

「サウナで満足してほしい」

と考えていないからです。

 

その高級ホテルは、もともと

サウナで有名なホテルでは

ありません。

 

だから、自慢の温泉の横に

おまけ程度にサウナを設置

したのでしょう。

 

それなのに、桐生はそういった

ホテル側のアピールしたい部分

を全無視して「サウナが悪い!」

と思っていたわけです。

 

これではホテル側も

「だったら都内のサウナに

行ってくださいよ…」

って感じでしょう。

 

さて、この話で重要なのは、

「自分が満足したいのなら、

自分が得たいものを提供したい

と思っている相手から買え」

ということです。

 

たとえば、

「フレンチのフルコースを出したい」

と思っているレストランに行って、

鮨を頼んだ人がいたとします。

 

その人が、満足のいく鮨を

食べられなかったことに対して

怒っていたらどうでしょう?

 

「そりゃあんたが悪いよ」

ってなりますよね。

 

満足のいく鮨を食べたいのなら、

「最高に美味しい鮨を食べて

もらいたい」と考えている

鮨屋に行くべきだということです。

 

こんな当たり前の話を意外と

多くの人が見過ごしているの

ですよね。

 

ということで。

 

もし、あなたが満足いかないサービスを

提供されたことがあるなら、まずは、

それが相手の提供したいサービスなのか

どうかを見直してみてください。

 

もしかしたら、あなたのニーズと

相手のニーズがマッチしていなかった

だけかもしれません。

 

逆を言えば、あらかじめ

この点をしっかりと検討することで、

同じお金を使っても満足のいく

サービスを受けられる数が増えると

思いますよ^^

 

桐生 将人

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