MENSAの思考

小さい失敗より大きな失敗がメンタル的に良い理由

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

あなたは大きな失敗をした

ことがありますか?

 

…ある人もない人もいるでしょう。

 

では、小さな失敗はどうでしょう?

 

…こっちの方は誰しも

一つくらいはありますよね。

 

きっと、多くの人は大きな失敗を

しないように、リスクを分散したり、

未来を想定しながら、コツコツ石橋

を叩いて渡っているかもしれません。

 

ですが、この大きな失敗を避ける

方法は、少なくともあなたのメンタル

にとってはマイナスになっている

可能性があります。

 

まずは、以下の話を見てください。

 

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心理的免疫システムは防衛システムの

一つで、これと同じ原理に従っている。

経験によって十分に不幸せになると、

心理的免疫システムはもっと明るい

見方を用意するために、事実を料理し、

責任を転嫁する。しかし、ちょっと

した悲しみ、ねたみ、怒り、失望の

たびに料理や転嫁をするわけではない。

結婚の破局や失業は、幸せに対する

大規模な猛攻撃の一種であり、心理的

防衛システムを作動させる引き金と

なるが、この防衛作用は、鉛筆が

折れたり足を踏まれたりエレベーター

が遅かったりするくらいでは作動しない。

鉛筆が折れるのはいらいらすることかも

しれないが、心理面の健康にとっての

深刻な脅威ではなく、心理的防衛

システムの引き金とはならない。

ここからくる逆説的な結果は、

ひどく嫌な経験よりちょっと嫌な

経験のほうが明るい見方をしづらい

場合があるということだ。

 

―引用・参考(No.3213-3218)『明日の幸せを科学する』著:ダニエル・ギルバート、出版:早川書房 (2013/12/11)

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これをもっとわかりやすく説明

したのは、戦争とテロの話でした。

 

それはこんな話です。

 

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・どこかの国がアメリカに戦艦を出動

させて、ミサイルをぶっ放しても、

アメリカはまったく傷つかない

・理由は、防衛システムが作動して、

すべてのミサイルを撃ち落として

くれるから

・だが、普通の人を装った人を

数人入国させて、自爆テロを

起こされたら、ひどいダメージ

を負うことになる

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要は、わかりやすい激しい攻撃は、

防衛システムが作動して、しっかり

防御をすることができるが、

細かい攻撃は、防衛システムが働かず、

結果的に遥かに大きいダメージを

負ってしまうということです。

 

そして、これと同じように、

人間のメンタルについても、

大きな失敗よりも、心理的防衛

システムが無防備になる小さな

失敗によって、大きなダメージ

を負ってしまうということです。

 

多くの人は自分を守るために、

大きな失敗を恐れて、挑戦を

避けては、小さな失敗を繰り

返します。

 

ですが、それは自分のメンタル

にとっては逆効果であるという

ことです。

 

あなたが、もし、リスクに目が

行きがちで、ついつい小さな失敗

を繰り返すようであれば…

 

思い切って挑戦して、大きな失敗

をした方が、自分のためと言える

かもしれません。

 

桐生もビビリで大きな失敗を避ける

傾向にある(しかもメンタル弱い)

ので…これから改善していきます^^;

 

桐生 将人

 

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