節税・社保料適正化

裏金は経済的には悪ではない

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

「裏金」って言葉を聞いたことがありますか?

 

なんか「悪いこと感」がすごいですよね。笑

 

まぁ、実際に法的にはダメなのですが…。

 

中小企業の経営者が「裏金」を作るとすれば、

ほとんどの場合が架空経費を使う方法でしょう。

 

たとえば、「1万円」の会計のところを

白紙の領収書でもらって、帰ってから

「3万円」と書いて経費計上したとします。

 

そして、その「3万円」を会社から

経費精算したとしたら、あら不思議。

 

自分は「1万円」しか減っていないのに、

無税で「2万円」を手に入れてしまう

ということですね。

 

よくある「裏金作り」の典型ですね。

 

まぁ完全に脱税なので、

絶対にやってはいけないことですが…。

 

ただ、これは法的には悪だとしても、

経済的には「裏金は悪くない」

という考えもあります。

 

たとえば、橘玲氏は自著の中で

こんなことを言っています。

 

/////////////////////////////

その一方で、裏金では不動産を

購入したり、株式に投資するような、

証拠の残る使い方ができません。

(中 略)

裏金はその性質上、

散財を運命づけられています。

 

80年代のバブル期がそうでしたが、

巨額の裏金が消費に回ることで、

経済は活性化します。

/////////////////////////////

 

もし、普通に税金がとられれば、

国にその使い道を縛られることになります。

 

そのうえ、税金をとられた残りのお金も

貯蓄に回ってしまうかもしれませんよね。

 

ですが、裏金ゆえに貯蓄ではなく

消費に回るとしたら…

 

確かに、経済的には悪とは

言い切れないですよね。

 

現在のコロナショックの環境下に

おいても、消費が冷え込むことで、

経済環境がめちゃくちゃ悪化しています。

 

どこかにお金が滞留するだけで

これだけの影響があるわけです。

 

そう考えると、散財を生み出す

「裏金」は経済的に悪とは言えない

のかもしれません。

 

結局、桐生が伝えたいことは何か?

 

それは、一つの事柄においても

どの分野から光を当てるかによって

善悪すらもまったく変わってしまう

ということです。

 

社会保険料に対する対策を

考えるときもそうです。

 

法律の範囲内で払える範囲で払おうと

考える経営者がいたとします。

 

そして、その経営者は違法なことを

何もしていないとします。

 

それでも、社員の人が

「社長は悪いことをしている」という

イメージを持ってしまうことがあります。

 

多くの場合、そうなってしまうのは、

社員の人が国に植え付けられた善しか

見られていないからです。

 

もし、他の大多数の違法に社会保険を

逃れている経営者と比べたらどうでしょう?

 

もし、経営者の家族からみたら

どうでしょう?

 

あるいは、社員の人が自分の家計から

みたらどうでしょう?

 

きっと答えは変わってくると思います。

 

そもそも違法な「裏金」すらも

経済的に善になることがあります。

 

合法的な「社会保険料対策」の善の

側面をもっと社員の方に伝えても良い

のではないかと考えます。

 

桐生 将人

 

参考図書『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ  著:橘玲、出版:幻冬舎 (2017/8/4)』